自分が勝つイメージしか
湧いていない、
絶対に勝ち上がる
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【金太賢インタビュー】
金太賢(日本プロ麻雀協会)
Twitter:https://twitter.com/kimu_wakajisi
-今回参加するにあたっての思い、Mリーグに対する思いについて、お聞かせください。
僕はMリーグが始まるときはちょうど雀王(日本プロ麻雀協会の最高タイトル)だったので、当然自分も入りたいという思いはプロの中でも特に強く持っていたと思います。ファンの方の期待も感じながら、結局3年経っても入れていないというのは自分自身も悔しいし、僕を応援してくださるファンの方に対しても申し訳ない気持ちがあります。入れるチャンスがあればどんなものでもつかみに行くつもりでしたから、このオーディションにも当然参加しました。
-Mリーグの解説では派手な服装がインパクトを与えると同時に、解説の内容も好評だと思います。
自分は、打つ方も解説もそれなりに自信はあります。ある程度以上腕がある人がさらに知名度とかキャラクターも発揮できるのが一番いいのかなと思っていますし、自分としては麻雀プロの立場からMリーグをご覧になる幅広い層の方々に発信をしたいと思っていました。初心者の方にも分かりやすい説明を心掛けるとかは、麻雀の技術と解説の技術の両方を兼ね備えた自分にこそできると思いますし、やり方についても常に考えています。Mリーグはたくさんの声が届くのが、本当にいいですよね。そこに対しての心構えも自分なりにしています。
-金プロは今回参加しているプロの中でも有力候補の一人だと思いますが、それでも169人の中から6人の中に入るのは難しいところではないでしょうか。
数字の上では狭き門に感じるんですけど、16半荘はそんなに短いとは思っていないですし、リストを見ていろいろとイメージもしてきました。一方で、自分がこれまでに経験したトップクラスの打ち手との戦いを振り返れば、今回のオーディションがそれ以上の戦いになることはないと思います。それらを考えれば、自分が勝つイメージしか湧かないんですよね。見た目の確率を感じないくらい、自信はあります。
-最後に、意気込みを。
Mリーグは麻雀界の希望の星だと思っています。たとえ選手になれなくても全力で応援し続けるんですけど、ファンの方から応援の声をいただき続けていますし、選手として関われるようになるのが一番うれしいので、このチャンスを生かし、絶対に勝ち上がります。そしてEX風林火山に入れた暁には、常勝チームに導くのはもちろんとして、ファン対応をはじめ強さ以外の部分でもあらゆる面でチームを盛り上げられるような選手になりたいと思っています。
EX風林火山ニューメンバーオーディションはABEMAプレミアムにて配信中!
5月30日 本田朋広vs柴田吉和vs金太賢vs塚田美紀 1回戦
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p9
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。