応援してくれる
ファンや家族のために
一生懸命打つ
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【小笠原奈央インタビュー】
小笠原奈央(日本プロ麻雀連盟)
Twitter:https://twitter.com/jpml28
-今回のオーディションにはどんな印象をお持ちでしたか。
新しい試みだなと感じました。Mリーグを目標としている選手はいっぱいいると思います。これまではすごく雲の上の存在だったと思うんですけど、平等にチャンスが訪れるのは、麻雀プロにとってすごくうれしいことだと感じました。
-参加に関しては迷われなかったですか。
正直、不安なところは大きかったです。でもそんなときに、今まで応援してくださっていたファンの方が声をかけてくださったり、家族はMリーグの大ファンで、私が出るのを夢に見てずっと応援してくれていたりしています。私がここまでプロとしてやってこられたのはそうしたみなさんのおかげなので、このチャンスを自分で逃さないよう挑戦していかなければいけないと、気持ちを改めて応募しました。
-ファンの方からは、具体的にどういう言葉をいただきましたか。
みなさん、Mリーグを見ている方がすごく多いんですよ。どこを応援しているのかとかの話になって「奈央ちゃんが出たら応援するよ、頑張ってね」と言っていただけるのが本当に励みになります。自分なんかが、とか思っちゃだめだなと思いますし、もっとちゃんと練習を積み重ねていかないといけないと感じます。
-今回は自団体・他団体を問わず、多くの著名なプロが出場されています。
すごいメンバーで、緊張します。でも普段から勉強会とかで滝沢和典プロ(EX風林火山)、佐々木寿人プロ(KONAMI麻雀格闘倶楽部)といった方々とは打たせていただく機会を結構いただいていましたので、その部分ではメンタル的にも強くなってきたかなと思います。強い人が相手でも、怖じ気づくことはあまりないかなと思っています。
-最後に、意気込みをお願いします。
出ると決めたからには、二次予選突破を目指して一生懸命打っていくのみです。まだまだ足りないところが自分にはたくさんあると思っていますけど、そういう部分もどんどん改善して、オーディションを通過してEX風林火山のメンバーとして、ポイントを稼げる選手になって活躍できればと思っています。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。