相手が強いほど爆発力が増す
見ている人が楽しめる
麻雀を打てるように
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【伊達朱里紗インタビュー】
伊達朱里紗(日本プロ麻雀連盟)
Twitter:https://twitter.com/_datex_
-まず、今回のオーディションにはどのような思いで参加されているか、お聞かせください。
せっかくの機会だから挑戦できるものはなんでも挑戦しよう、という感覚でした。また、今回は優遇ポイントのレギュレーションがあり、私の場合は桜蕾戦(※日本プロ麻雀連盟の若手女性選手が参加できるタイトル戦)の優勝による20ポイントとSNSのフォロワー数で61ポイントがもらえると知ったことで「受けてもいいのかも」みたいな気持ちになりました。
-桜蕾戦で初めてタイトルを獲ったことが自信になったところもあったのでしょうか。
そうですね。私は声優としても活動していますが、声優という肩書きがプロ雀士として活動する上では邪魔に感じることもあったんです。タレント業の一環、みたいに思われたくないというのがあり、今回優勝してタイトル保持者となれたことで、堂々と受験できると思えた部分はありました。
-Mリーグはどのようにご覧になられていましたか。
モニターの向こう側にある、自分が応援している世界、という感じでした。今はそこまで現実的に捉えられてはいないですけど、あそこで打つことを想像してみると、視聴者の数があまりに多すぎるので尋常じゃないプレッシャーがかかると思います。
-伊達プロは演者として大勢の前に立つこともあるかと思います。
私はライヴとかでドームのステージに立たせていただくこともありますけど、そこではみなさんが味方でいてくださいます。ただ、麻雀の場合ですと結果が求められますし、打牌次第で幻滅させてしまうこともありますので、そことは別物だと感じています。
-この予選では、強い人がたくさんいる中で勝ち上がらなくてはいけません。
私がアニメの「咲-Saki- 全国編」で演じさせていただいている「上重漫(うえしげすず)」というキャラクターが、相手が強ければ強いほど爆発力が増すという特徴でして、それが自分に当てはまると感じることが結構あります。強い人と戦えるのは純粋に楽しいですし、しっかりと自分の経験にしていって、そこに結果がついてきてくれれば最高だな、という感じです。
-応援してくださるファンの方に向けて、意気込みをいただけますか。
麻雀プロとして3年目ですけど、麻雀プロとしての自分を応援してくださる方がすごく増えていると感じています。さらにもっと結果で示して、私の麻雀をもっと見たいと思ってもらえるように、見ている人に楽しんでもらえるような麻雀を打てるように、引き続き切磋琢磨して頑張っていきたいです。いつも応援、ありがとうございます。
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6月18日: #今井伸吾 VS #井上絵美子 VS #川原舞子 VS #近藤千雄(1回戦)
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さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。