「その1ポイントを削りだせ」精密な堀慎吾が上げた反撃の狼煙【Mリーグ2021観戦記10/19】担当記者:ZERO

全体牌図を見ていただきたい。↓

3人の河を見ても、【4ピン】【7ピン】…特に【7ピン】が山にいそうだ。
さきほどの【3マン】【6マン】【6ソウ】【9ソウ】は3人中2人の情報だった。この局のようになかなか3人の情報が揃うことはなく、そういう意味で今回はそれなりに確度の高い情報と言える。

ならば、勝負手認定したこの局において2000点でアガるわけにはいかない。
仮にラスに落ちることになっても貪欲にトップを狙うことが、トータルのポイントを稼ぐことに繋がる。

まさに「その1ポイントを削りだせ」を地で行く思考。

結果は【1ピン】が打たれることなく…

メンタンピンツモ・ウラウラの30006000!
狙い通りの決定打となった。

「白鳥の親で30006000をかぶせたのが至極の一局です」
昨年トップを量産し続けた堀は、インタビューもこなれてきた感がある。

ようやく反撃の狼煙は上がった。
3年目の悲願に向け、サクラナイツはポイントを削り出していく。

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