1秒たりとも目が離せない!
四者四様の思考が
ぶつかりあった
壮絶な一局の結末は⁉︎
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2020年11月19日

第1試合

西家 茅森早香(セガサミーフェニックス)
東4局1本場、


ドラは。
前局、

渾身のテンパイを入れて親番をつないだ白鳥。

注目の手牌は、

いい!赤2枚とダブがある。第一打は静かに
。
2巡目に、

が重なり打
。まだ穏やかな河だ。
「ポン」

瀬戸熊からが鳴けた!

数牌を大事にしてここは打。
ここで茅森の仕掛けが入り、次の手番白鳥、

をツモってイーシャンテンに。親満はすぐそこだ。
次巡、

分岐点が訪れる。

白鳥が選んだのは、

であった。ピンズを補強し、マンズ待ちが残る可能性を上げた一打だ。

2副露目を入れた茅森からが出て、白鳥はこれをチー。

完全に思い通り、とまではいかなかったが、カンの満貫テンパイを入れた。
一方で、白鳥の仕掛けにをかぶせてきた上家、

茅森にもこの局、手が入っていた。
2巡目まで巻き戻してみると、

仕掛け出しはこの手格好からだった。を
でチー。
不安定な部分が残るので1枚目のはスルーしたが、このドラ含みのカンチャンターツは是が非でも埋めたいところだ。役牌のトイツが二組あるのがなんとも心強い。
3巡目に、
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