跳満ツモ条件の岡田が三段目に聴牌を入れる。茅森からのマンガン直撃、跳満ツモ条件。
河にが一枚切られており、ここは見た目枚数でカンリーチとしたが……
結果はあまりにも非情。
ツモ裏一条件であれば赤の分、そしてマンズの上が河に高いことも含めてカン待ちにも十分取れただけに痛恨の選択ミス。
そして事態はこれだけに収まらない。
が鳴けた茅森に、まさかの河底放銃。・河底・赤赤の12000は12900の大打撃。
これで岡田は再びラスが見える位置まで押し下げられる。反対に、このアガリでついに茅森が亜樹を追い抜いた。
【南4局4本場】
安全圏かと思われていた亜樹が今度は追う側の展開に。
しかしこの半荘の亜樹はとにかく強い。わずか6巡でこの形の聴牌。リーチだ!
でも茅森ももう止まらない暴走機関車状態。同巡に追いついてリーチだ!
ついにこの半荘の勝者を決める天下分け目の戦い。制したのは……
茅森だ!!!!!!!!
亜樹からの12000は13200直撃で、同卓者三人全員に12000パンチを打ち込んでこの焼け野原!!
これがまさに決定打、茅森はトップ獲得。
オーラス親番で56500点、順位点も入れれば136500点、136.5ptの価値がある大大大逆転劇を制した。
トップを渇望した四者の激突だったが、結果的にもチーム状況的にも仕方がなかったと笑っていられるEX風林火山:亜樹とは違い、松本と岡田は悔いが残る一戦になったといえるだろう。
フェニックスはこれで一気に5位まで浮上。例年を見ても中盤戦が強いフェニックス、ここから不死鳥のきらめきを見せてくれるだろうか。