可能性は低いですが、重なったほうが有利になりもう一方は不利になる。
わずかですがどちらかがトップに近づき、片方がラスに近づきがち。
つまりトップラス集団に入って、2着3着集団は避ける。
フリー麻雀は合わせ打ちなどの調和を重んじるよりも、わがままな振る舞いのほうが得です。
メンタンピン並みの手でテンパいしたら、持ち過ぎたドラは勝負してOK。
メンタンピン並みとは、リャンメン・リャンハン。
できれば捨て牌の2段目まで。
棒テンなら2段目までにテンパイ率は高くなるし。
とは言うものの私は一発でダブドラは切れませんけど。
たぬのフリーで、中盤に親が役牌のドラを手出し。
その時子方2人はドラを持っていましたが、合わせ打ちしませんでした。
次巡親がツモ切り。さらに合わせ打ち無し。
「ツモ1300オール」
首をかしげる親。
合わせ打ちで親を楽にさせなかったから、大物手を防げたのかもしれません。
(文:山崎一夫/イラスト:西原理恵子■初出「近代麻雀」2018年1月1日号)
●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
●山崎一夫のブログ・twitter・Facebook・HPは「麻雀たぬ」共通です。⇒ http://mj-tanu.com/
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