なぜプロになったか【文・大塚翼】

はじめまして!

11月13日(日) にAbema TVで放送される
麻雀最強選2022 全日本プロ選手権に出場する大塚翼と申します。
少しでも知ってもらいたいと思い自己紹介させてください!

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経歴

早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業
人と違うところとしては、
学生時代に英語ディベートで全国大会優勝
Abema TVのリアルカイジGPで約3万人の応募の中からベスト4までいき、
目の前で賞金1億円を逃した経験があります。
ですので、4年ぶりのAbema TV出演となります。
この辺の話は興味を持ってくださる方がいれば、
別途お話ししていきたいと思います。

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麻雀プロになった理由はMリーガーになるため

自分はMリーグが発表されてから最初のプロ募集でプロになっています。
これだけだと、「あっそう」で終わってしまうので、掘り下げます。

もともと、人と競うことが好きで、
大学に入る前まではテストの順位・大学では英語ディベートで、
ドキドキ・ヒリヒリすることに生きがいを感じていました。
小さいころは少年野球をやっていたのですが、
その頃はヒット○円、2ベース○・
テストの順位も○位なら○円と細かくお小遣い設定されて育てられたことが
影響していると思います。(笑)

そんな私が就活の際に特にやりたいこともなく、
有名な企業をひたすら受けて、
たまたま受かったのが今も勤めている会社です。
そして、すぐに絶望しました。
このまま死ぬまで興味もないことをやり続けて、
気付いたら何者にもなれないで死ぬのかと。。

会社が大きいのもあるのかもしれませんが、
すぐに自分はいてもいなくても変わらない、
代わりは誰でもいるということに気がつきました。
逆に会社に業績を与えられるような人材だったら、
起業してるわーとも思いました。

上司の顔色を伺い、毎日のように飲み会に連れられ、会社と家の往復。
何のために勉強してきてたんだろう? 後40年?という気持ちでした。
要は勉強だけして社会に出てしまった典型的なダメなパターンです。

 

じゃあ辞めて好きなことだけで生きていけるかというと、
お金も欲しいし、奨学金・住宅ローンなど、
諸々あるので辞めることもできない情けない人間なのです。
同世代でいうと、ヒカル・朝倉未来・RepezenのDJ社長等がいます。
自分の方が好きでもない勉強を一生懸命やってきたはずです。
でも、彼らは好きなことをやって、
自分が一生働いても稼げないような大金を稼いでいる
本当に何のために生きているんだろう?と病んでました(笑)

新卒から1年目~3年目は本気でニートになりたいと思い
借金して給料以上ギャンブルや仮想通貨で爆死し
自転車操業していたこともありましたww

ちなみに誤解しないで欲しいのと自分で言うのもあれですが、
仕事はちゃんとしています。
情熱ややりがいを感じたことはないし、
仕事している時間って、人生無駄にしてると思うけど、
実際に人よりも評価も高いです。

そんな中、たまたま出会ったのが、
麻雀最強選のアマチュア予選です。
たった1牌で勝敗が大きく変わる・意地とプライドを賭けた闘いにとんでもなくやりがいを感じました。
アマチュア最強位になり、最強位になりたいと思っていたほど、
最強戦には思入れがあります。

話はそれますが、「バタフライエフェクト」って知ってますか?
「蝶の羽ばたきが地球の裏側で竜巻をおこす」といわれ、
「小さな偶然が大きな結果をもたらすこと」を意味するのですが、
麻雀はまさにこれだと思ってます!
映画もあり、大好きなので見てみてください!

Mリーグの発表があり、
Mリーガーになるためにはプロ5団体に加入する必要があることが分かり、
「Mリーガーになれば、好きなことでお金を稼げてより熱い勝負ができる」
と思い、プロになりました。

ちなみになんで仕事には熱くなれないかを考えると、
以下の3点が本質的に違うのかなーと思います。

①お互いの人生を賭けての勝負はそうそうない。
②勝って多少の給料アップや昇進はあるかもしれないが、たいして自分の人生に影響はない
③出世したところで、その会社の一番(社長)になるのは不可能

好きかどうかは実は関係ありません。
勉強も歴史に興味があるわけでもないですし、
英語ディベートの論題で取り扱っていた論題も別に興味ありません。

人と勝負ができて、
目指せる舞台(Mリーグ)がたまたまあったのが麻雀だったので、
麻雀プロになりました。

まとめると、
Mリーガーになるにはプロになる必要があったから。
それ以上でもそれ以下でもないです。

【次回プロになって現実はどうだったか】

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