初めましてMリーグ
私は特攻シンデレラ・浅見真紀
文・ZERO / 沖中祐也【火曜担当ライター】2023年9月26日
話題騒然
この日の選手発表に、ファンは騒然とした。
第1回戦
実況:松嶋桃
解説:河野直也
新規加入選手の登場が期待されている中、その二人が同時に登場することになったのである。
これで今期の新規加入選手は全員出揃ったことになる。
その中でも、ここ1年のことではあるが、少しだけ親交のあるドリブンズ・浅見真紀選手に注目して書いていきたい。
いつも心にユーモアを ①
浅見さんは、私が書いた観戦記(最高位戦東海支部)の編集を担当してくれていた。
送られてきた記事を編集し、確認してもらい、修正して公開する。
ただそれだけのやりとりではあったが、常にユーモアを忘れない浅見さんの言葉に、いつの間にか私は返信が楽しみになっていたものだ。
例えば、間違えて原稿が完成するより前に東海の選手画像を送ってしまったことがあった。
すぐに浅見さんが
浅見「?!?!」
と驚いてしまったので、私がすぐさま
沖中「誤送信しました!ごめんなさい!」
と画像を消して謝ると
浅見「オススメのピチピチの男の子を紹介してくれるつもりなのかと思いました!」
と冗談で返してくれた。
またある時に、修正したい部分が次から次に見つかり
沖中「ゴキブリみたいに次々出てきますね、ごめんなさい!」
と謝ると
浅見「1匹いたら100匹はいるって言いますからね…」
と返してくれた。
またまたある時には
沖中「浅見の書いたFACES、とっても感動しました!」
とうっかり呼び捨てにしてしまい、それを謝った際には
浅見「距離が縮まってよかったです!」
と返してくれた。
振り返ってみたら、自分がやらかしまくっていて若干落ち込んだものの、都度浅見さんのユーモアある返信によって、罪悪感が少し救われてきたのもまた事実なのだ。
いつも心にユーモアを。浅見さんはユーモアを忘れない人なのである。
浅見さんの書くnoteを見ればわかる。
麻雀プロの出産
出産の体験談ではあるのだが、とてつもなく大変な出産というイベントも、大変さとその裏にある生命の誕生という素晴らしさを、浅見さんはユーモアを交えて伝えてくれる。
もうこの観戦記は読まなくていいので、ぜひ↑のブログを読んでほしいくらいだ。
こんな経緯もあり私は浅見さんに対し、会う前から「明るくてよく喋るお母さん」という印象を抱いていた。しかし実際にお会いして見るとその印象は180度覆されたのだ。
(後編に続く)
特攻シンデレラ
この瞬間をどれだけ意識してきたか。
「ちゃんと牌を持ってきて切れるかしら」
緊張しないようにと言い聞かせてきたデビュー戦。
それでもこわばる体を卓へ運び、浅見のMリーグは幕を開けた。