あ、あれはユウの拳…! 女戦闘民族が魅せた 怒りの猛烈プッシュ【Mリーグ2023-24観戦記 1/9 浅見真紀 VS 瑞原明奈 VS 瀬戸熊直樹 VS 内川幸太郎】担当記者 ZERO / 沖中祐也

なんだろう、旦那さんの足が臭かったとかそんなことがあったのかな。(違う)
詳しくは本を読んでください。

その一方で、人間に興味があるという二面性もあるという。
でなければアサピンの優しさやコバゴーの偉大さにここまで影響を受けることもなかっただろう。

プラスマイナスゼロくらいでいい、と甘えていたことを言っていた1年目。
コバゴーに負担をかけまくっていた2年目。
どれも苦い記憶ではあるものの、必要な道程だったとも言える。

全てを乗り越えて、全てを吸収し、MVP争いを連続で演じるまでの成績を残した。

もうその立ち振舞は堂々としているし、はるか遠くの世界へ行ってしまった感すら感じる。

倍満をアガってなお、瑞原は攻めた。

2フーロしてリーチを受け…

浅見に一発放銃。
しかし瑞原は依然凛としていた。

相手の手牌と打点を確認し、はいと返事をする。
攻めていればこんなこともあろうさ。

さらに

【1マン】【西】でリーチ。
一見普通に見えるが、内川が国士模様で1枚切れの【西】【1マン】のシャンポン待ちはいかにも苦しい。

でも攻める。
開局から攻め、アガって攻め、放銃してなお攻めた。

こうして自らの力で渇望していた勝利をもぎとったのだ。

仲間の想いを継ぎ、経験を糧にして

「監督、もっと試合に出たいです」
そう堂々と言えるまでの存在になった。

この日の首位争いを制したPiratesは

1つ抜き出る形になった。

数字以上にPirates充実を感じる。
それはUKの活躍もあるし、小林船長の安定感もあるが、今年もMVP争いに絡んできそうな瑞原の燃え上がるオーラがそう感じさせているのかもしれない。

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