が、咲乃が選んだのはリーチだった。
「そんな弱腰で負けたくない! 今日は一番強く打つって決めた!」
その強い想いに――
牌が応えた。
実質的な決まり手となる、4000オール。
咲乃はこの後も4000オールを決めて、トップを絶対的なものにする。
が、歌衣も最後まで追いすがる。
高目三色リーチをしっかりと高目でツモって裏ドラ2枚は驚異的な6000オール。
これで一気に捲りに行くかと思われたが。
反撃もここまで。
最後は咲乃が自力で決め切って……蒲公英が満開に咲いたような笑顔で、雷漢位獲得となったのだった。
以上の結果から、残念ながら最ザコwとなってしまったのが、鳳玲天々。
見事雷漢位となったのが、咲乃もこという結果になったのだった。
これにて、雷漢戦2024冬の陣は閉幕。
最後まで大きな盛り上がりを見せてくれた、最高の大会になっていたと思う。
会場の熱気も最後まで冷めることが無く、こういった現地ならではの空気という物を、是非皆さんにも味わってもらいたいと感じた。
主催の歌衣からは次回も開催するという言葉もあったので、是非その際には、時間を作って現地に足を運んでみてほしい。
それでは、本記事はこれにて締めさせて頂く。
次に皆さんに読んでもらえるのは、“あの”大会かな? なんて思いながら。
それでは、また。
……最後に、駄々をこねて撮ったツーショットを添えて。
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