茅森から急所のが打たれる。
しかし、黒沢は何事も無かったように見送った。

そう
私は“強気のヴィーナス”
気のせいかもしれないが、先程よりも口角が上がっているように見える。
そして
2枚目のにポンテンをかけると

ラス前に4着へと着落ちとなる
猿川への痛恨の放銃となった。

チームとしも個人としても、それは計り知れないものを意味する。
だがしかし、その瞬間
この試合初めて見せた表情がすごく印象的であった。
僅かながら微笑んでいる。
ように見えた気がした。
これが
“私らしさ”なのだと。

インタビューでの
“どんどん手牌が育っていく感覚を取り戻したい”
というコメント。
最後に見せた表情に繋がっているかは分からないが、またこの舞台に戻ってきた時に“黒沢 咲”らしさ溢れる姿が見られると確信した人も多いだろう。
そして、レギュラーシーズンも残り二日間。
ここまで面白い展開になったのもTEAM雷電の存在があったからこそ。
敗れた思いと一緒に
果たしてどのチームがセミファイナルに進むのか。
その未来を
皆さんと一緒になって追っていきたい。
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