一分の隙も無い 堀慎吾 __ トップに立った天才が見ていたもの【Mリーグ2024-25観戦記 10/7 第2試合】 #江崎しんのすけ

一瞬手がツモ山に伸びたが、思い直して赤【赤5ソウ】をチーして打【北】

仮にチーしてテンパイだった場合、【北】は安牌なので喜んでチーするはず。堀視点では瑠美はノーテンに見えていたに違いない。

堀の凄いところは押せると判断した思考もそうだが、【2マン】をノータイムで押したことだ。1巡、1巡状況が変わる中で情報を冷静に分析し、自身がツモる時には既に方針が決まっている。

オーラスは堀が連荘を重ねトップのまま終局。
個人2勝目を獲得した。

麻雀はツイていないと勝てない。
しかし堀が勝つときはラッキーなだけではなく、圧倒的な技術に裏付けされた緻密な麻雀を魅せてくれることをMリーグファンは皆が知っている。

インタビューにて、東1局の9m単騎が最後の1枚だった事を聞いて

「最後の一枚…麻雀やめられないっすねーやっぱり」

全くもって同感だが、常にハイレベルな麻雀を展開する堀の麻雀を見るのも、同じように止められない。

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