南4局
泣かされ続けた枚数という麻雀の運命。
山に眠る1枚のに想いを託す。
───諦めたら、そこで試合終了ですよ。───
そう、自分を信じてきた者だけが卓上で未来を掴む事ができると。大逆転トップで今日の一戦に熱い魂を注いだのだった。
日向にとって浅見という存在。
所属プロ団体としての先輩だけではない。
15年前程、私がまだ大学生だった頃…
◆某所・麻雀店
浅見
「いらっしゃいませー!」
日向
「お飲み物は何になさいますか!?」
あの時、あの場所で共に切磋琢磨していた姿を思い出したのだった。
まだまだ二人の歩む道は始まったばかり。
今後のストーリーが楽しみである。
これが
いわゆる“エモい”ってやつかな。
\近代麻雀シリーズ 新刊情報/