特に中出は面前で手役をつけた立直を三度アガり、一時は8000点だった持ち点を30000点代まで点数を回復させる。
しかし滝沢も堅実な押し引きでアガリに向かえそうな手でも内川、中出の立直には対抗せず点棒を減らさない。
南2局。
二着目の内川がアガリに向かう局面で三着目の中出が内川から出和了し、


滝沢にとっては理想的な横移動の展開で局が進んでいく。
南三局、この親番で大きなアガリができればまだ勝負は分からない中出の親番で、

滝沢はダメ押しの満貫を一発でツモり、オーラス役満ツモでも届かない条件を中出につきつける。

そのままオーラスは静かに流局し、滝沢が2025年最強戦ファイナル一人目の椅子を掴んだ。決勝も非常に面白かったが、予選のA卓、B卓の対局も非常に面白かったので興味がある麻雀ファンの方はAbemaに登録して観る事をお勧めします!
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