“今日の勝ちはみんなが勝たしてくれたトップかな” 雷電、萩原聖人が代名詞の三色で接戦を制す【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 1/20 第1試合】担当記者 中野巧

 

 

 

【中】が重なった次巡、役牌トイツの伊達がネックであるドラターツを見切り、元太がポン。その後柴田からも【7マン】が打たれ、あっというまに役牌バックのテンパイに。ここで12000点をアガることができれば、4人とも2万点台となり一気にわからなくなる。

 

 

萩原はこの配牌からようやく123の三色が見える手になる。ただ3シャンテンとすでにテンパイの元太に比べ3手遅れているが、2000点をアガればトップのため、怖いが打【發】【8ピン】をチーして打【南】と勝負に行く。

アガればトップの伊達はギリギリまで勝負に行きたかったが、当たり牌の【中】を持ってきてしまう。元太にツモられてもトップでもう1局勝負できるため、【南】も鳴かず、無理をしない選択を取った。この冷静な判断で【中】での放銃を回避する。

 

【赤5ソウ】を引いた柴田はアガればトップのテンパイが入る。もしも【4ソウ】を引いた場合は打【6ソウ】とできたが、出ていくのは下家を警戒して残していた【3ソウ】。萩原がすかさずチー、急所を2つ鳴いてアガればトップのテンパイ。3者にテンパイが入り、次の瞬間誰かのアガリが発生しておかしくない緊張感ある局面に。

 

結果はすぐに元太から【2マン】が放たれ、萩原が19局のロングゲームを200点差でかわし切り、トップを獲得した。

最後に。萩原のインタビューは毎回楽しみである。私は麻雀プロとして聞くたび、勉強になる。その内容はすべて「観ている人がどう思うか」に向けられ、雷電ユニバースはもちろん、他のチームのサポーターやMリーグファン全員が「今日も観てよかったな」と感じる(実際友人の他チームサポーターからも私に「今日も萩原さんのインタビューよかった」とLINEがくるほど)。
今日のインタビューは、冒頭に述べたように、応援するという行為が全部選手に向かっていき、その力がMリーグの試合に少なくない影響を与えることを教えてくれた。SNSをみているといろんな意見が存在するが、いつもMリーグがあること、選手はじめ、そこに関わっている人へのリスペクトを忘れないようにするだけで、もっとMリーグの熱狂が外に広がり、これからも私たちを楽しませてくれるだろう。

Mリーグのアーカイブが観れる方は2:44:07から再生すれば萩原のインタビューまでスキップ可能だ。

以下、萩原のインタビューから抜粋。
「(試合)で戦ってるときは一人なんですよ。けど実際はユニバースはじめ、友達、いろんな人が一緒になって戦ってくれているなという感覚を最近すごい思うんです。ちょっと試合前の変な時間に麻雀したいな、と思っても付き合ってくれる友達がいたり、そういう人も(自分と)同じ気持ちで打ってるんだろうなと。だから今日の勝ちはみんなが勝たしてくれたトップかなと思うのでね。いつもみんなありがとう!」

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