卓上に炸裂!赤坂ドリブンズ 園田賢が唱えた「冬夜のフーロ・マジック」【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 2/5 第2試合(麻雀チャンネル)】担当記者 ゆうせー

「ロン」

【4ソウ】をとらえた!

“This is MAGIC!”

実況日吉の声が響く。

あとから振り返ると理由は説明できるものだが、リアルタイムで卓について、機敏に反応していくのは難しい。麻雀をしている方なら「鳴きの難しさ」は実感するところだろう。

それを魔法のようにバシバシ決めていくからこそ、園田賢は「卓上の魔術師」と呼ばれるのだ。

南2局は、

またもや、仕掛けを駆使して、この形でのアガリを決めた。

この手のターニングポイントは、10巡目。

この手から、

園田は、

【5ソウ】を放った!

先の東4局では、アガりたいから目一杯に構えた園田。

ここは、状況が違う。

「運よくアガるためには、目一杯に構えてはいけない」場面なのだ。

一番の違いは「自分の手の速度」だ。

先ほどはイーシャンテンだったが、

ここはサンシャンテン。先手が取れそうにないからこそ、余計な牌は削ぎ落としておく必要がある。

だから、ドラ表示牌含みの【4ソウ】【7ソウ】受けを固定して、ソウズの「ドラ周りを1ブロック」に決めたのだ。

マンズを2ブロックにするか、ピンズを3ブロックにするか、いずれにせよ「上手く牌が伸びたときだけ」タンヤオでのアガリを見よう、というトップ目らしい「後手想定」の手順である。

残した【1ピン】【中】が、河を見ても安全度の高い牌となっていることも注目したい。

また、3~7の牌を複数枚切っている対面の堂岐に【4マン】が通っている。【5ソウ】よりも【4マン】を持ったのは、この理由もあるだろう。

ここで打った【5ソウ】に仲林のチーが入り、さらに、

対面の堂岐からリーチがかかった。

リーチ一発目に園田は、

【7ピン】を引いて5ブロックの目処が立ち、現物の【4マン】を打つ。

これを仲林がチー。

ロンと言われないタイミングで処理することに成功している。また、仕掛けの仲林とリーチの堂岐がぶつかり合ってくれるなら、それは園田にとって悪くない話だ。

さらに、

「チー」

動きが入る。

声の主は、

園田だ!

好形確定のイーシャンテンへと手を進める。園田が欲しい【4ピン】が、堂岐の河にあるのも心強い。

何より、ここで仕掛けられるように、余分な牌をカットしておいた園田の事前準備が見事だ。

【4ピン】をツモってテンパイした園田が、

堂岐からタンヤオ赤、2000点のアガリを決めた。

画像の待ち牌表示にも表れているが、もちろん堂岐だけでなく仲林もテンパイしている。

そんな中で、「人のアガリを防いで、自分が加点して、局を進める」ことに成功した、このアガリの価値は高い。

中盤にスリム目に構えながら、このルートを見ていた園田。

牌の巡り合わせは「運」だ。

しかしながら、辿りつくまでの過程は「腕」。

まさに、園田の腕が出ていた一局だった。

ちなみに南3局の、

【7マン】チーは、

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