内川も当たり牌の
を重ねて四暗刻イーシャンテンで参戦。
2枚目の
が場に出たことでこれをポンして聴牌。
はまるで通っていないが押し通す。
高宮もこの
をチーして聴牌。
なんてみじんも通っていないがこの僅差で着順を勝ちとらんと押す。
あまりに待ちが被ったこの待ち表示。
まるでセミファイナルを象徴するかのような押し合いだ。
この
の捲り合いこそがファイナルへのチケットを取り合う状況そのもの。
リーチで手牌を変えられない大介以外はここから危険牌を持ってくるかの我慢比べ。最初にその罠につかまったのは……
ドラをつかまされた内川。ここはあえなくの撤退となる。
次につかまされたのは萩原。
は大介には
が通っていてワンチャンス。高宮は
→
と手出ししているが
を鳴いていないので![]()
があるかないか。
ここは苦渋の降りとなる。しかし依然手の内は危険牌だらけ。
つまり……
こういう手詰まりを迎えることだってある。
聴牌の誘惑か、一番通りそうな牌を切るか。
麻雀の悪魔はいつだって人に試練を課す。
与えられた目の前の究極の選択を前に萩原は2分45秒にわたる長考。
導き出したのは……
であった。マンガンの和了りがまだあり得ること。他の牌を切って放銃に回るくらいなら、前のめりに倒れようという判断であろう。
僅差故、聴牌料もかなり重要だ。
セミファイナルの濃厚な時間を表すようなこの一局。
今後もこの息詰まる我慢比べが続いていくのだろう。
今日の軍配はBEASTに上がった。チームとしても首位に上がったが、大介は当然「まだ序盤」と気を引き締める。
ここからは最後に一番上にいるかを決める戦い。
呼吸と瞬きを忘れないようご注意を。

日本プロ麻雀連盟所属・35期後期生。麻雀と着物と民俗学が大好きなプロ雀士。















