Mリーグ セミファイナルの舞台に咲いた BEAST X 中田花奈という「純白の花」【Mリーグ2025-26 セミファイナル 観戦記 4/9 第2試合】担当記者 ゆうせー

次の南1局1本場も、

たろうのリーチに、

きちんとガードを固めて流局。

手が見合わないときは「オリる」ことも徹底されている。

南2局2本場

中田に3巡目テンパイが入る。

あまりにもスンナリとしたツモが来たからか、

中田はここで「38秒」の時間を使った。

リーチをするか、テンパイをとってダマにするか、それとも一旦テンパイを外すか、など、いくつかの選択肢が思い浮かんだのだろう。

中田は、

「リーチ」

やはりリーチで勝負を決めにいった!

「秒速リーチ」と「38秒リーチ」がこの半荘に両方あったわけだが、ここでは「中田に何か迷う理由があったのではないか」と読んできた雀士がいた。

それは、

親番のたろうだ。

【7ソウ】【2ピン】【3ソウ】、と無筋を3つ切っていく。

ラス目のここは一歩も引くわけにはいかない。

迷うくらいの「良くない待ち」の可能性が高いという判断とともに、たろうはゴリゴリと押していく。

かつて、たろうは中田に番組で麻雀を教えていた。

いわば、師弟対決でもある。

そして、

「リーチ」

たろうが追いついた!

待ちは【5マン】【8マン】だ!

その刹那、

「ツモ」

中田の声が響いた。

「1000-2000は、1200-2200」

「たろう先生」の追撃を振り切って、中田が他家を突き放していく。

南3局では、

たろうにリーチタンヤオドラの5200を中田が放銃。

カウンターを食らうも、

南4局は、役牌の【中】を鳴いてアガリを決め、トップを獲得。

自身のセミファイナル初登板を勝利で飾るとともに、個人登板機会3連勝を決めた。

そして、

BEAST Xは単独首位へと躍り出ることとなった。

試合後のインタビューでは、

選択を迫られること自体が少なく、

「ラッキーだった」

と振り返る中田。

インタビュアーの質問を受けて、冷静に局面を振り返っていた。

話す表情を見ても、実に余裕があると感じる。

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