次の南1局1本場も、
たろうのリーチに、
きちんとガードを固めて流局。
手が見合わないときは「オリる」ことも徹底されている。
南2局2本場、
中田に3巡目テンパイが入る。
あまりにもスンナリとしたツモが来たからか、
中田はここで「38秒」の時間を使った。
リーチをするか、テンパイをとってダマにするか、それとも一旦テンパイを外すか、など、いくつかの選択肢が思い浮かんだのだろう。
中田は、
「リーチ」
やはりリーチで勝負を決めにいった!
「秒速リーチ」と「38秒リーチ」がこの半荘に両方あったわけだが、ここでは「中田に何か迷う理由があったのではないか」と読んできた雀士がいた。
それは、
親番のたろうだ。
、
、
、と無筋を3つ切っていく。
ラス目のここは一歩も引くわけにはいかない。
迷うくらいの「良くない待ち」の可能性が高いという判断とともに、たろうはゴリゴリと押していく。
かつて、たろうは中田に番組で麻雀を教えていた。
いわば、師弟対決でもある。
そして、
「リーチ」
たろうが追いついた!
待ちは
–
だ!
その刹那、
「ツモ」
中田の声が響いた。
「1000-2000は、1200-2200」
「たろう先生」の追撃を振り切って、中田が他家を突き放していく。
南3局では、
たろうにリーチタンヤオドラの5200を中田が放銃。
カウンターを食らうも、
南4局は、役牌の
を鳴いてアガリを決め、トップを獲得。
自身のセミファイナル初登板を勝利で飾るとともに、個人登板機会3連勝を決めた。
そして、
BEAST Xは単独首位へと躍り出ることとなった。
試合後のインタビューでは、
選択を迫られること自体が少なく、
「ラッキーだった」
と振り返る中田。
インタビュアーの質問を受けて、冷静に局面を振り返っていた。
話す表情を見ても、実に余裕があると感じる。














