麻雀飯はmenuでツモ! 小林剛、海賊船に100万円分のお宝を持ち帰る【menu特別対局観戦記 4/4】担当記者 東川亮

麻雀飯はmenuでツモ!

小林剛、海賊船に

100万円分のお宝を持ち帰る

文・東川亮【特別対局担当ライター】2024年4月4日

Mリーグ中断期間の恒例特別対局。

今回は今シーズンよりMリーグのトップスポンサーとなった「menu」社の提供による「麻雀飯争奪戦 Presented by menuデリバリー」が行われることとなった。

menuは日本発のデリバリーアプリで、全国で9万店舗以上の登録店を誇り、食品だけでなく日用品などもデリバリーが可能。非常に使い勝手がよく、麻雀中の出前などにももってこいだ。「麻雀飯はmenu!」というCMは、Mリーグ中継をご覧の皆様にはすでにおなじみだろう。

そんなmenu特別対局ということで、今回は通常の136枚の麻雀牌に「m」「e」「n」「u」という4枚の特別牌「menu牌」を追加。こちらは華牌(抜きドラ・空気扱い)として使用。通常のMリーグよりもさらに高打点が飛び交うことになり、派手な打ち合いが期待される。

また、menu牌を使ったアガリが出る度にmenuの特別クーポンを視聴者にプレゼント。使用枚数によってプレゼントの打点も上がるということで、視聴者にとっても今対局のキー牌となっている。アガリの大半にmenu牌が絡むことが予想され、総額はものすごいことになりそう。

そして今対局はなんと、8名参加のトーナメントが採用された。優勝賞品はmenu麻雀飯デリバリークーポン100万円分ということで、選手たちもガチである。

 

A卓

東家:猿川真寿BEAST Japanext
南家:松ヶ瀬隆弥EX風林火山
西家:茅森早香セガサミーフェニックス
北家:鈴木たろう赤坂ドリブンズ

A卓の主役となったのはたろう。腹をたたきながらの登場で、笑顔の裏にはタダ飯への気合いと執念をみなぎらせている。

南1局にはタンヤオ赤menu2で2000-4000のツモアガリ。通常のMリーグなら500-1000のアガリが打点4倍である。これにはたろうも視聴者もにっこり。

南3局1本場。この局は1巡目でmenu牌を2枚抜くところからスタート。ちなみにmenu牌を抜くときは「menu」と発声するルールになっているのだが、なぜかたろうだけ発声のトーンが他の選手と違うので、ぜひABEMAプレミアムでご確認いただきたい。

たろうが【7マン】に続いて【6マン】をポン、トイトイのテンパイ。menu牌2枚で満貫が確定、ダブ【南】ならハネ満のアガリで、決まれば予選の決定打になる。

ちなみに抜いているのが「n」と「u」。うーん、どっちがどっち?

その後、茅森のリーチを受けて一度は【9マン】を抜いて後退。

しかし後から引いたソーズがメンツになり、最終手番でテンパイ復活。【南】の片アガリだが・・・

茅森がハイテイ手番で【1ピン】をつかみ、ホウテイロン。ここしかないミラクルなアガリで、茅森の親番を落とし、見事1位で勝ち上がりを決めた。それにしても、menu牌をたくさん使ってアガるところはさすがのよくばりたろうさん。

ご覧の通り、超ニッコニコである。

1位通過:たろう
2位通過:猿川

 

B卓

東家:多井隆晴渋谷ABEMAS
南家:小林剛U-NEXT Pirates
西家:堀慎吾KADOKAWAサクラナイツ
北家:二階堂亜樹EX風林火山

こちらで気合いをみなぎらせていたのが堀。入場時にはmenuの「m」ポーズを決める。ただ、ダイナミックすぎてちょっと大文字の「M」っぽい。

試合は東2局に大きく動いた。小林がピンフツモドラ4赤menuの8000オールを決める。ただでさえ高い手がダマ倍満になるのも、menu牌があるからこそ。サンキューmenu牌。

次局、小林の配牌にはmenu牌が2枚。

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