Mリーグ2025-26「あの一局」は、今シーズンを戦ってきた中で、選手にとって最も印象に残っている局を振り返ってもらう企画。
今シーズン、鈴木たろうはMリーグで苦しい戦いが続き、チームもセミファイナル敗退と、消化不良のシーズンとなった。そんなたろうが印象に残る局として冗談交じりのぼやきを交えつつ挙げたのは、アガりたいのにアガリに向かえなかった、まさに今シーズンの戦いを象徴するような、苦渋のオリを選択した局だった。
あの一局:4月24日第1試合 東4局1本場
■悪い手から高打点を作る技術
この局はそんなにいい手じゃなかったのでホンイツに向かって行って、メンホンチートイになればいいかな、という感じで進めていました。9sは鳴いてもそのあとで何も鳴けないだろうし、打点もあまりないので門前進行にしました。
1シャンテンでは、やっぱり山に残っている牌が何かで決めますよね。5sは生牌で赤5s引いたらショックなんですけど、山にあるのが期待できるのはやっぱり1sだと思ったこと、そして最終的には1枚切れの北が一番いい待ちになるだろう、とは思っていましたね。
ただ、テンパってもリーチは考えていませんでした。
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