Mリーグ前半戦総括!各チーム・メンバー徹底分析【熱論!Mリーグ】




熱論!Mリーグ【特別編】

Mリーグ前半戦総括!

各チーム・メンバー

徹底分析

文・ZERO

開幕から丸二か月が経ち、各チームの色や各メンバーの性格が見えてきた。

その打ち手の打ち筋や思惑がわかるとますますMリーグを見るのが面白くなってくる。最初は〇〇を応援していたけど、△△の打ち方に惹かれてきた…というように推しチーム、推しメンに迷っている人も多いだろう。

そこで私も前半戦の戦いをみて、打ち手の基本雀力・ルール適応力から後半戦やファイナルでの活躍期待度を徹底分析し、各チームの行方を占っていこうと思った。

なお、この分析はイチ外野である私が感じたことを書いただけであり、確固たる数学的根拠があるわけでもない。あなたの推しメンが低評価であることに対し不快感を示すかもしれないが、ごめんなさいとしか言いようがない。

それでは早速上位チームからみていこう。

赤坂ドリブンズ

園田賢(6・5・0・2)+267.1(1位)

基本雀力S

ルール適応力S

魔術SS

総合S

ドラフトで最初に名を呼ばれ、そしてMリーグにおいても一番その名を轟かせた男。軽い仕掛けからメンゼン手順まで引き出しは多彩で万能型。読みも深い上、その読みをどこまで実戦で取り入れるかのバランスもよい。チーからのタンキなどは伝説で、頭の構造が普通の打ち手とは違う…と感じさせる。

村上淳(3・5・1・4)-44.9(14位)

基本雀力S

ルール適応力A

発声の感じよさSS

総合A

最高位3回をはじめとする他のたくさんの実績が示す通り、雀力や読みの深さは折り紙付き。今は赤アリのMリーグを意識して、メンゼン型から少し鳴きを取り入れようと改革しているように見える。これまでのスタイルを変えるにあたり、痛みを伴うのは必然。また読みが深すぎて逆に損をしてしまうケースもしばしば。(茅森に放銃した親の倍満が悔やまれる)ただ、誰よりも研究熱心で反省し続ける男でもある。そういった痛みを乗り越えて村上が完全体になるのは時間の問題だ。

関係ないが、村上の発声は気持ちが良い。あれを「カッコよい」と感じる人が増え、街の雀荘にも広がると良いなと思っている。

鈴木たろう(6・4・1・7)+26.6(12位)

基本雀力S

ルール適応力S

協会の期待SS

総合A+

村上と同じく所属団体での実績は素晴らしい。麻雀に限らず、ゲームに対する最適解へたどり着くまでの速度がズバ抜けている。死角らしい死角は見当たらないが、無理やりみつけるとしたら、人が考えないような選択をみつけたらつい面白がってやってしまう無邪気さ(逆に言えば実行力があり、あながち間違いではない)がある点と、ラス目になるとやや乱暴な仕掛け・選択で傷を広げがちになってしまう点が挙げられる。

 

EX風林火山

二階堂亜樹(4・3・7・1)+86.2(5位)

基本雀力A

ルール適応力B

圧倒的かわいさSS

総合B

安い仕掛けはほとんどしないし、好形・先制でないとリーチも打たない。21人の中で唯一の守備特化型と言える。オカのある麻雀だと±0点の選択よりも+8000or-8000の選択を取った方がトータルではプラスになるハズで、逆に守備型はジリ貧になりがちである。つまり、これまでの成績は上振れと考えることができる。しかし218.8ptの二位につけているチーム事情としては、亜樹の打ち方は安定感があり、今後も重宝される。期待値最大を追うことが正義!と考えている人も多いが、こういう選手が1人いることでチームの安定感は増すのかもしれない。それくらい我慢の効く打ち手である。

滝沢和典(4・2・6・2)+69.6(8位)

基本雀力B+

ルール適応力B

イケメン力SS

総合B+

一流の打ち手であるのは誰もが認めるところ。だが、長期のスランプに陥っていたこと、それに対して周りは旬の打ち手であること、その中でMリーグのルールに適応していかないといけないこと…これらを加味すると、活躍するのは至難の業…と感じていたが、前半戦、錚々(そうそう)たるメンツに囲まれてもなんとか五分以上に渡り合っている。これに自信をつけてタッキーが完全復活すれば、Mリーグの未来は明るいのだが。(やはりどの業界も美女と美男子の活躍が必須である)

勝又健志(3・5・5・2)+63.0(9位)

基本雀力S

ルール適応力A

解説力SS

総合A+

そんな美男美女の風林火山をまとめる軍師。わかりやすい解説を聞いても理論で麻雀を打っていることがわかるし、近代麻雀にて連載中のコラムを見ても深くて広い読みによってその選択が裏付けられていることがわかる。その深い読みによって通常は踏み込めない領域に踏み込んでくる数少ない打ち手の1人。安定感は抜群で、今後はポイントを伸ばしてくるであろう選手の最右翼である。

 

渋谷ABEMAS

多井隆晴(4・2・3・2)+120.6(3位)

基本雀力S

ルール適応力S

カリスマ性SS

総合A+

誰もが認めるプロ中のプロ。既存の配信を全て見るくらいの麻雀研究家で、相手のデータや自身の引き出しも無限大。手牌の見切りが誰よりも早く、1段目からベタオリすることも。リードしたときの安定感は抜群だと言える。無理やり弱点を挙げるとしたら、対局中に入れ込んだり、対局後に泣いたり…と感情をあらわにしてしまう部分か。麻雀、感情的になっても何ひとついいことがないばかりか、ミスを誘発してしまう。ただ、そのミスに付け入ることができるくらい多井の実力に迫っている人間はほんのわずかだろう。

白鳥翔(4・1・8・4)-143.1(18位)

基本雀力A