ターツを落とす=もっと強いターツが手の中にある!
ここまでターツ落としの例を見て、共通したことがひとぉーつ!
それは、ターツ落としが入るということは、既に手の中に十分なターツが揃っているということじゃ。そして、出てきたターツが強いターツであればあるほど聴牌に近く、最終的な待ちや打点も良いことが分かる! すぐにでもリーチが来そう! というサインなのじゃ。
つまり、ターツ落としが入った相手からのリーチは、ターツの手出しをしていないリーチと比べて好形リーチである確率が高いのじゃ。
具体的にターツの強弱を図にすると
このような序列になるのじゃ。(カンチャン・トイツを構成する数牌の種類や場況によっても変わるので、これは1つの目安じゃ!)
上位のターツが手出しされたときほど要警戒! とくに上位2つの手出しが入った相手からはいつリーチが入ってもいいように現物を持ったり、自分の手が追い付けそうにない時にはリーチがかかる前からオリて安牌を貯めるのもオススメじゃ。
また、この順列を知っておくことで、たとえば「ドラ含みの愚形ターツの手出しをしたリーチ」ならば、待ちは「それよりも強いターツ! 役牌シャンポンかリャンメンだ!」といった推理もできるのじゃ!
今回のまとめじゃ!
・他家の手出し牌で注目するのは「鳴いた直後」と「ターツ落とし」
・チーして聴牌した相手の待ちは、最後に出てきた牌の周辺が多い!
・鳴いてなくても強いターツが出てきたときほど、注意が必要!
・ターツを手出しした相手の手の中には、さらに良いターツしか残ってないのじゃ!
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鴉天狗の姿をしたVtuber。キンマwebで『VTuber千羽黒乃の麻雀講座』を連載中。趣味は歌と麻雀。麻雀歴1000年、天鳳は最高九段。
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