これが新型セレブ打法!進化する黒沢咲、異形のテンパイ外し‼︎【熱論!Mリーグ】担当記者:真中彰司

100人の打ち手が居たら、98人は単騎でリーチしているはずだ。

このテンパイに辿り着ける打ち手はそうそういない。

そして、アガリにまで結び付けられるのは、黒沢しかいない。

テンパイを外す度胸と、アガリ切る強さ。

これが妊娠を発表してさらに進化した、新型セレブ打法なのか。

持ち味全開の6000オールで、一気に他家を突き放した。

東4局

続く東4局も、ドラのを切れば一番受け入れが広いという手から…

を選択。ドラには徹底的にこだわるのがセレブの嗜みだ。

そして引いてきたのは、4枚目の

まさかこんな形でドラを使い切るとは。

朝倉の先行リーチに果敢にぶつけていったが、ここはを掴んで朝倉に放銃。

南1局

しかし、最初の6000オールのおかげで、少々の放銃では微動だにしない。

まだまだとばかりに、ドラのを残してを払っていく。

そして重なるドラの。本当に常人離れしている。

黒沢は西家なので、鳴けば満貫確定だ。

しかし他家も黙ってはいられない。ラス目の松本から先制リーチが入る。

そして内川からも追っかけリーチ。その宣言牌はだ!

もちろんポンして、3面張のテンパイ。

トップ目だろうが関係なし。大トップを目指し、強気全開でガンガン押していく。

ここは松本のアガリ。黒沢・内川の高打点をまとめて潰した。

その後、内川に3000-6000をツモられて親被りするも…

オーラスはキッチリと3900点で締めて終戦。

勝利者インタビューでは

「もう少し大トップが欲しかった」

とセレブ節全開。

東3局の6000オールの手順は、世界できっと、黒沢にしかできないだろう。

やっぱり雷電の麻雀は…面白い!

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀新刊&おすすめ/