これが仲林という男…吉田光太プロのお店で開催された深夜の麻雀クイズ【仲林圭のゲスコラム】VOL.11

これが仲林という男…

吉田光太プロのお店で

開催された深夜の麻雀クイズ

【仲林圭のゲスコラム】

VOL.11

こんばんは。今日もキンマウェブの時間がやってきた。ついに仲林も常勤のお店が閉まってしまい、自宅待機をしなければいけなくなってしまった。あまりに暇なので FF7リメイクを買ってやっている。もう少しでクリアしてしまいそうなので、PS4のおすすめのゲームを教えてほしい。ゲームして飯食ってクソして自慰行為をして寝る毎日だ。引きこもりの兄貴がいるんだが、ほぼ同じ生活をしている。人として死んでしまう。下品ですまねぇ。俺はこんな人間だ。

仲林はそんなクソみたいな男ではあるが、4月13日の月曜日からMJのアプリでMJ参戦プロ達と一緒にコロナ対策として、自宅で麻雀を促進すべく、有志を募りイベントを開催している。MJのアプリをダウンロードしてもらえれば無料で参加できるので、家にいて暇で暇でしょうがないと言う人は是非参加してくれ。仲林よりも有名なプロも賛同してくれたりしてるので、家にいながら有名プロと麻雀が打てるチャンスだ。下にダウンロードのURLを貼っておいたので、興味ある方は是非ダウンロードしてくれ。

http://sega-mj.com/

さて、また昔話に戻って行こう。今回はゲスな内容を含むため、苦手な人と仲林素人はここで引き返した方がいい。先に警告をだす仲林は偉い。ちなみに今回の話は本人に許可を取っているので安心してくれ。

吉田光太プロのお店で店長を始めて半年ぐらいたった。お店は光太さんのお客さんや女流プロのお客さんでいつも流行っていた。金曜の夜はもちろん満卓で、平日の昼であろうと何卓か立っていた。さすが吉田だ。しかしながらとある出来事から夜を閉めることになることになってしまった。そこら辺は察してくれ。夜番だった仲林はお店に残って店の中の掃除やデータ整理などをしていた。

たまに終電を逃した友達などが、閉店後のお店に来て始発まで居たりしていた。その時はお店のお酒を拝借して話したりしていた。もう10年前なので光太さんもこの事実を知っても怒らないだろう。いいちこが減っていた犯人は私だ。光太さんごめんなさい。

そんなある日、とある友達の女の子が終電を無くしたらしく、お店で朝までいてもいいかと言う連絡が来た。5時までぼーっとしているだけの仲林は、女の子と朝まで一緒にいれるなら楽しいので、もちろん承諾した。

その子の名前はあきちゃんと言い、親しみやすいあだ名で呼ばれていた。そのあだ名を言うと特定班に特定されてしまうので、一旦あきちゃんと言うことにしておこう。

あきちゃんとたわいもない話をしながら、お店の中を片付けていた。もちろん店にあったいいちこをお茶割りにして飲みながら片付けていた。ビールは当時缶ビールだったので、本数が減るとバレてしまうので仕方なく緑茶ハイを飲んでいた。

あきちゃんが暇だからなんかゲームしたいと言い始めた。ほろ酔いで気分がよろしい仲林は麻雀のクイズを出していった。もちろんクイズに失敗したら罰ゲームと言うルール付きだ。

最初の罰ゲームはしっぺとかデコピンとか可愛らしいものだったが、少しずつエスカレートしていった。

何問か正解と間違えを繰り返しながら、ついに次のクイズの罰ゲームはほっぺにちゅうと言うところまできた。

ここは解けるか解けないか、かなり微妙な線の問題を繰り出すのが定石。一番期待値が高い選択をするべきだ。伝家の宝刀は最後ここぞと言う時に抜かなくてはならない。今はまだその時ではない。

ちなみにどんな問題だったかと言うと、

親と子供がダブロンをしたのだが、全く同じ手牌で全く同じ点数だった。その牌姿を答えよ」

と言う問題だった。

制限時間は5分。お店の床をほうきで掃除しながらその時を待った。結局、あきちゃんは解くことが出来ず、仲林のほっぺにキスをしたのだった。答えを知りたければ仲林にリプライでもしてくれ。

次の罰ゲームは唇にキスだった。

ここだ。そう仲林は思い、伝家の宝刀を抜いた。絶対に解くことが出来ないであろう問題を仲林は満をじして繰り出したのだ。これぞまさに飛天御剣流奥義、天翔龍閃だ。先ほどの問題を回避しても、回避不可能の二撃目が相手を襲う。あの志々雄真をもってしても、避けることが出来なかった飛天御剣流奥義が平成の世に復活したのだった。

その問題は

「すべて手牌がピンズの、4枚同じ牌を持ってないメンチンのリャンシャンテンを作れ」

と言う問題だった。4枚同じ牌を持っていないと言うのは

などはダメということだ。当時の仲林でも10分くらいかかった難問だ。

仲林の用意した制限時間は5分だった。ほぼ不可能に近いと仲林は踏んでいた。しかも何故か最後の問題だけ、ストップウォッチで計り、1秒の遅れも許さないスタイルで臨んでいた。

2分ぐらい経った頃だろうか、あきちゃんから出来た!だと言う声が聞こえた。不安になりながら彼女の回答を見た。どんな牌姿だったかは覚えてないが、チートイツのイーシャンテンになってしまっていた。仲林は左の口角を上げながら、間違っていることを伝えた。

ストップウォッチが0を目指してカウントダウンしていく。そのストップウォッチを見つめる仲林は「デスノート」の夜神月が計画通りだと言っていた時と同じぐらい悪い顔をしていただろう。

時は満ちた。

彼女は問題を解くことが出来なかった。本当に無念だ。あれだけ一生懸命、手牌を考え、悩み抜いた彼女の5分間が無駄になってしまった。返せることなら彼女にあの5分を返してあげたい。無情とはまさにこのことだ。しかし、ルールはルール。法律で人を殺したら罰せられるのと同じで、この問題が解けなければ仲林の唇にキスをしなければならないと言う決まりだ。拒否することを神が許してもこの仲林が許さない。

彼女は難しすぎると文句を言っていたが、そんなことは関係ない。問題を受けてしまった時点で、ゲームは始まってしまっていたのだ。闇のゲームに手を出したあきちゃんが悪い。

観念した彼女は仲林の唇にキスをした。

唇が離れた後、仲林はもう一回していいか?と尋ねた。しかたないなぁと言いながらあきちゃんは再度仲林の唇にキスをした。

ここからの内容はダイジェストでお送りするが、結論、お店で最後まで達成した。あのお店の1卓の3席がその現場だ。盛り上がってしまったのだからしょうがない。仲林達は若かったのだ。

何日かして、光太さんと話していると、監視カメラの話になった。

しまった。この仲林、盛り上がりすぎて監視カメラの存在を忘れていたのだ。

これは仲林としたことが、完全に証拠を現場に残してきてしまった。確か、1週間でデータが消去されると言ってた様な気がしたが、一応光太さんに確認し、その確証は得た。

それからの何日間かは何をやっても手につかなかった。それはそうだ、仲林とあきちゃんの営みがあの監視カメラに映されていたのだから

結局、Xデーを通過し、仲林は光太さんに見られる事なく、その映像は闇の中に捨て去られたのであった。

そんな無法者だった仲林も一生大事にしたい女性と出会うことになる。

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