2年目の恍惚と不安…Mリーグがもたらした高宮まりの“変化”【熱論!Mリーグ】担当記者:渡邉浩史郎

熱論!Mリーグ【Tue】

2年目の恍惚と不安…

Mリーグがもたらした

高宮まりの“変化”

文・渡邉浩史郎【火曜担当ライター】2019年10月1日

Mリーグ開幕2日目。本日で8チーム全てが出そろうことになった。

新たなチーム、昨年と変わらない仲間で挑むチーム、新たな仲間を加えたチームと、Mリーグは大きく変化しながら成長している。

もちろん変化しているのはMリーグだけではない、それに出場している選手もである。

高宮まりプロ。昨年レギュラーシーズンは21人中19位と辛酸を舐めることになりつつも、ファイナルシーズンは12人中4位と大躍進を遂げた。

「相手が誰であれ、私はとにかく自分のファイティングスタイルを崩さない覚悟で戦いたい」

2年目が始まるに向けて、そうコメントしていた高宮。そんなリーチファイター高宮も1年目のレギュラーシーズン、ファイナルシーズンを経てファイティングスタイルに変化が生じているのではないだろうか。

実際に対局を見ていこう。

実況は小林未沙アナウンサー、解説は多井隆晴プロだ。

東1局

開局から高宮が変化を見せる。

この形、去年の高宮ならおそらく愚形リーチも上等で瞬間聴牌の受け入れが広いを切っていたのではないだろうか?

今年もまっすぐを切るのか……?

場を見つつ悩む高宮。悩む姿も様になっている。選択は……

を切った。瞬間聴牌の受け入れこそ1種類減るものの、後の良形変化が多く裏目引きにもある程度対応している。

そしてこのイーシャンテン。昨年の高宮なら辿りついてなかったかもしれない。

先に切っていたを引き戻してリーチ!

解説の多井もまるで自分のチームのことのように喜び、褒める素晴らしい手順だ!

これに押してきたのがたろう。高宮は手出しの後、ソウズをすべて手出ししているのに安全牌でもないをリーチまで引っ張っている、単純な待ちでは無いとみての押しか。

そしてリーチ!

これを掴んでしまう高宮。しかもなんと裏3!痛恨の放銃になってしまう!

昨年Mリーグ界にひそかなブームを引き起こした

「うらさんきんし」。

まさに今全ての高宮ファンが思ったことだろう。

東2局

さきほどは素晴らしい良形リーチの手順を見せた高宮だがこの局では守備力が光る。

この配牌をここまで育てるも、親のたろうのリーチを受けて降り。

で粘ったほうがいいのでは?」

と思う方もいるかもしれない。しかし滝沢の河を注目してほしい。

滝沢が1枚切れとはいえ親のリーチの一発目にを押している。滝沢のスタイルを考えればこれはかなりの危険信号だ。が浮いているこの手ではどのみちアガリはかなり見込みづらいという判断だろう。高宮の観察眼が光る。

実際に滝沢はリーチの現物の単騎七対子で張っていた。この局ツモ切りで追っかけた滝沢に一発でたろうが放銃。裏が乗って12000となった。

東3局

ここでは綺麗な手役作りでジュンチャン・三色のイーシャンテンまでたどり着くも実らず。

今年も厳しい展開が続いてしまうのか……

東4局

本日2度目の先制リーチ!

これを軽快にツモ!裏ドラこそ乗らないものの1000/2000のツモアガリ。

とりあえず一安心といったところだろうか

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