鈴木たろうにとっては必然! 別次元の思考で場を支配する異端の手順【Mリーグ2020観戦記10/6】担当記者:危険な鬼太郎

南2局 ドラ

たろうが何度目か分からない先制リーチを繰り出す。

カンのリーチドラ赤の愚形リーチだ。カンの待ちが若干良く見え、さらに打点も十分。

それに加えてライバルの和久津との点差が近いので、南2局という終盤という事も手伝って勝負を決めるリーチを打った。

もし親の和久津の反撃にあったとしても自分には南3局の親番が残っている。リーチするしかない状況が整っているのだ。

このリーチに

白鳥がドラを切って追っかけリーチ!勝負をかける。白鳥はリャンメンリーチ。たろうはカンチャンリーチなので厳しいと思われたが、

たろうはこの逆境を跳ねのけツモ!リーチツモドラ赤の2000-4000。2着目の和久津にマンガンの親被りをさせ、トップを確定させた。

たろうには東1局からとても驚かされた。まさかの暗刻に手を掛けるなんて。たろうの麻雀のスタイルはとても面白い。

面白いと言えば今期は堀慎吾が新たに新Mリーガーに選ばれている。彼の麻雀をMリーグで見られるのでとても楽しみだ。

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