なんでもないようなことが幸せだったと思う 瑞原明奈は赤い要塞とのデッドヒートを制することができたのか【Mリーグ2020観戦記1/5】担当記者:ZERO

瑞原はこのもツモ切った。↓

は全員に危険。が1枚切られた場面。
多くのMリーガーは先にを切りそう。

「攻める時はシンプルに」

瑞原の良い部分が最大限に実を結んだ。↓

残したを暗刻にしてのテンパイ!

躊躇わずにリーチ!

あと1牌。

いつもあと1牌が届かなかった。

それでも瑞原はシンプルに攻め、シンプルにオリ続けた。

お願い…いて…!

祈るように手を伸ばした先に、待望のアガリ牌が眠っていた。

4000オール。

その後も猛攻をかける勝又を退け、こうして瑞原は念願のトップをとることができたのだった。

なんでもないようなことが幸せだったと思う。

久しぶりに見る瑞原の笑顔によって、多くの視聴者も笑顔になったはずだ。

Piratesはこれで足切り圏外まで順位を上げた。

瑞原の1勝をきっかけに、昨シーズンの覇者がようやく動き出したのだった。

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