【西原理恵子 & 山崎一夫】コロナに負けるな! でかぴん麻雀入門特別編 その7 勝ち条件

2021年明けまして
おめでとうございます

2020年の麻雀はいかがでしたか?

麻雀よりもコロナで大変だった、て方も多そうですね。

私もそうですが、そろそろ日本などのアジア圏は復活の兆しが見えて来ました。

衛生面にはこれまで通り気を使いながら元気を出して行きましょう。

私は麻雀業界と言うか、パチンコその他も含めたギャンブル業界の仕事が長いので、勝ち方や楽しみ方の変遷は多少分かります。

40年以上ギャンブルライターを名乗っているくらいですから。

ただし、

「ギャンブルは勝てませんよ、コンスタントに勝てるのはハウスか、せいぜいゴト師くらい」

と言うのが基本姿勢なので、ミもフタも夢もありません。

その代り、勝てる条件の目安は提供できます。

パチンコや麻雀の私設ギャンブルには、確実に勝てる時代やコミュニティがありました。

公営ギャンブルですらそう言う時代があったそうです。

インサイダー取引?

と直観した方はギャンブルに向いてそう。

つまりゴト師的な発想。

パチンコの攻略法ならリバースエンジニアリングとか。

麻雀の場合は、自動卓の普及と情報格差が縮小したので、イカサマはほぼ不可能になりました。

私の店で最後に目撃したは10年ほど前の牌のニギリ。

余分に2牌隠し持って、早くアガリに向かうイカサマ。

他の店から聞いたのは、基本は同じですが、カブセと言って相手のツモ牌に自分のロン牌を送り込む手口。

カブセた牌でツモられたと言うオチが付いてましたけど。

どちらも私とあまり歳の違わないおじいさんです。

おそらく、それで稼げた大むかしが忘れられないんでしょうね。

こんな事しても勝率アップは誤差の範囲程度。

たぶん中毒です。

毎日ネット麻雀を打ち込んでいる若者にはかないません。

データを活用し時には仮説を立てて実戦してみる。

廃人と言われるほど精進してる人の方が、強いのは当たり前です。

歳の差を別にしてもね。

フリーでは10回打ってトップ1回分浮くのが第一の目標です。

セットではもう少し緩くても勝てます。

赤入りチップのご祝儀付きのフリーではリーチ最優先です。

素点とトップだけでなくチップでも稼ぐのが大事です。

これができないと、たとえ平均着順が優秀でもゲーム代負けする可能性が大きくなる。

たとえ悪形テンパイでも、先手を取れたらどんどんリーチをかけましょう。

追いかけられて負ける事もたくさんありますが、気にしないでいいです。

私のお金じゃないですから。

いや、そうじゃ無くてリーチ集団に属する事自体がすでに有利なんです。

ドラ

東パツ点棒が平らな状態の親の1シャンテン。

序盤での1鳴きはしない。

中盤2鳴きもなるべくしない。

リャンメン・リャンメン・ドラ1だけでかなり有利です。

周りの仕掛けもほぼ無視。

連チャンしたい気持ちは分かりますが、2900ではトップへの寄与率は大きくない。

東パツに何点でもアガるとトップ可能性が数%高くなる、というデータがあると言われてるようですが、データと言うほどじゃないし必要でも無い。

持ち点が多いだけです。

データは無くてもオーラスでアガった人のほうがトップになる可能性が高いですよね。

東場はバットは大振りに、南場は状況に合わせて、小振りも多用する。

東パツとオーラスは同じ2900点でも価値が全く違いますからね。

 

1ハン役を集めて
マンガン以上を狙う

赤入りフリーになってから、得点の平均がずいぶん高くなりました。

チップ3倍のためのリーチが増えた事が大きな原因です。

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