岡田さんは岡田さんの目標があって必死で戦っていたのは間違いない。だが、終わってしまった勝負に固執して何かネガティブなことを考えるのではなく、プロデビューしてすぐダークサイドに落っこちてしまいそうになっている後輩の気持ちを考えてあげたのだ。
その岡田さんの立派な姿を見て、吉田プロはまた泣いていた。
願わくば、大槻さんが将来タイトルを獲った時に、この話を思い出して話してほしい。「私は蕾の時に大失敗しましたが、今は何とか花を咲かせることできました」と。
それが一番の、対戦相手やファンにとっての恩返しだと思う。
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日本プロ麻雀連盟理事で広報部長。麻雀格闘倶楽部にも参戦。麻雀企画集団バビロンのライターとしてもお仕事しています。竹書房より『麻雀番組が10倍楽しくなる本』発売中!
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