注目の中田花奈の初陣は
トータルマイナス発進!
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【2021年5月20〜21日】
EX風林火山のドラフト会議指名選手オーディションが5/20からスタートした。7/4までの期間で全169名の参加者が4節×4半荘、計16半荘を打ち、上位6名が準決勝へと進出する。
なお、懸念される新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、対局場の入り口にはPCR検査キットを用意。当日現場で検査をし、陰性確認後に対局を行うという体制がとられている。
当オーディションでは注目の対局を収録し、ABEMAプレミアムで毎週月曜・金曜に配信を行う。5/24には、初回の配信となる5/21の対局の模様が公開された。
5/21配信対局メンバー ※ポイントは開始時のもの
和泉由希子(日本プロ麻雀連盟) 31.0pt
一井慎也(日本プロ麻雀連盟) 50.0pt
中田花奈(日本プロ麻雀連盟) 200.0pt
木原浩一(日本プロ麻雀協会) 28.6pt
4半荘行われた対局では、一井が初戦から3連勝とスタートダッシュに成功。4半荘目にマイナス1万点以上の大きなラスを食ってしまうものの、1日トータルで100pt以上をプラスする上々の滑り出しとなった。
注目の中田花奈は一線級のプロを相手に苦戦。2半荘目の南3局でリーチ一発三色赤裏3の倍満を木原から出アガリ、3半荘目オーラスでは四暗刻テンパイ、4半荘目東2局親番ではリーチ一発チートイツドラドラのハネ満を一井から直撃するなど見せ場を作るものの、トータルでは卓内ラスとなってしまった。
5/21までの対局全体としては、開幕日に参加したジェン(日本プロ麻雀連盟)が1節で250pt以上のプラスを積むロケットスタート。連日参加となった2節でもポイントを伸ばし、292.9ptで首位に立っている。
また、初日には大槻眞衣子(RMU)が早くも今大会初の役満となる四暗刻を決めている。169人中6人という狭き門なだけに高打点が飛び交う展開が想像され、役満の出現頻度も通常の大会より上がりそうだ。
EX風林火山ニューメンバーオーデションはABEMAプレミアムにて配信中!
中田花奈vs和泉由希子vs一井慎也vs木原浩一(1回戦)
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p1
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。