風林火山さん、僕が
Mリーグでマイナスしたら
年俸はいりません
EX風林火山ドラフト会議
指名選手オーディション
【友添敏之インタビュー】
友添敏之(最高位戦日本プロ麻雀協会)
Twitter:https://twitter.com/pottikyoto
-まず、今回オーディションに参加するにあたっての思いからお聞かせください。
Mリーグは今、麻雀界で一番スポットライトが当たっている場所じゃないですか。僕はそういうところで打つために麻雀プロになったので、参加したのは当然です。
-Mリーグの舞台は、外から見ていてどのように映っていましたか。
うらやましいな、のひと言です。ドラフトのときに僕が選ばれる可能性は100パーセントなかったですけど、あんなふうにスポットライトが当たっている人たちがいるところに入れない自分がすごく悲しいし、悔しかったですね。
-以前には麻雀駅伝に出場され、後のMリーガーとも対戦しています。
僕はプロ入りしてから順風満帆で、麻雀駅伝にはプロ入り3年目か4年目くらいで抜擢していただいたのですが、あそこで少牌して負けてしまってからは3年くらい、あらゆる対局で勝てなくなってしまったんです。だけどみそぎが済んだというか、今はようやく調子が上向いてきた感じがあります。今回のオーディションも、いいところまで行く可能性はあると思って取り組んでいます。
-友添プロは京都で雀荘の他、居酒屋やカフェを経営されており、6月からは新しく事業を始められると伺いました。
6/1からマールデリというデリカテッセン、洋風の惣菜屋さんを始めます。
-今は麻雀プロも強いだけでなく、見せ方や発信力が大事だと思いますが、麻雀プロとしての見せ方、という点はいかがですか。
髪型がアフロの麻雀プロは僕しかいませんし、いろいろなお店を3つ4つやっている人もいないと思うので、そこは勝手に個性がついてきているかなと思います。見せ方という点では麻雀プロになったときからすごくこだわっていて、僕が毎日大変な思いをしながらアフロにしているのも、その一環です。最高位戦で初めて蝶ネクタイをしたのも僕ですからね。
-最後に、今大会への意気込みを聞かせてください。
最低でも準決勝までは絶対に行くつもりです。169分の1ってめちゃめちゃ難しくて、それに残るのが最高なんですけど、少なくとも爪痕を残すつもりでやります。
あと、これは風林火山の方にお伝えしたいんですけど、もし僕が風林火山に入ったら、年俸は出来高制で構いません。プラスになったポイント次第で報酬をいただければいいですし、マイナスだったら年俸はいりません。Mリーグに入っても、それくらいの結果は出せる自信はありますよ。
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友添敏之vs仲林圭vsジェンvs渋川難波(1回戦)
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p5
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。