涙のあとには… 【Mリーグ2021観戦記12/17】担当記者:越野智紀

冷静に局面を見つめていたのが沢崎。

日向のリーチの前に既に役無しカン【2マン】でテンパイをしていましたが、ツモか茅森からの直撃をしないと3着のままということもありダマテンを選択。

日向からリーチ棒が出たことで今度はどこから出ても2着浮上と状況が変わりましたが、【2マン】は場に2枚見えと厳しく

日向リーチに対する石橋の【1マン】手出しが【2マン】を1枚以上持っている可能性を高めているということもあり、暗カンが入ったあともダマテンを継続。

この後、ツモられても降りても3着に落ちる茅森が【7ソウ】を掴んで試合終了。

どんなに周りが熱を帯びた勝負をしていても、無念無想の境地にいたった沢崎にとっては火もまた涼しといったところで2着に浮上。

最後まで攻め切った日向が8度のアガリで今シーズン初トップをもぎ取り、その喜びと応援してくれた人への感謝に再び涙を見せました。

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀新刊&おすすめ/