試合後のインタビューで、小林は日清食品への感謝と共に、日清食品製品と麻雀の親和性を、自身の雀荘勤務経験を元に力説。その言葉と姿には、既に麺麺位としての自覚と風格が漂っていた。
発表するやいなやSNSを中心に大きな反響を呼び、本放送も大変盛り上がった麺麺位決定戦。
だが、ちょっと待ってほしい。
麺麺位を狙うものは、おそらく他にもいるのではないか。
日清食品から正式に「麻雀星人」の認定を受けた男は、麺麺位を他者に預けたままではいられないはずだ。
彼の手に懸かれば、日清食品の新たなアレンジレシピが生まれるかもしれない。
独身男性としてのキャリアは小林より上。ならば麺麺位としてもよりふさわしいのでは。
そして・・・
やはり、彼女が黙っていない。
麻雀では全然食わないのに、食に関してはすさまじい情熱を燃やす大食いセレブ。
大変おいしい企画だっただけに、ぜひおかわりを期待したい。
麻雀だけでなく、観戦記執筆のお供にも、カップヌードルはぴったりです。
ありがとう、日清食品。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。