そして親番が落ちた南2局でもダマテンでアガリを取り切って勝負アリ。
最後までダマテンと仕掛けを駆使した絶妙なバランス感覚で自由自在に飛び回った白鳥が、見事トップを取り切った。
結果は以上のようになった。
本記事では触れなかったが、南4局ではハコ下に沈んでいた茅森がチートイツドラ3のリーチを立場上オリない園田から打ち取ってなんとウラウラ。
親の倍満24000の直撃で3着に浮上して終了。
園田の代名詞、「なんなん」はツイートから僅か30分で3000いいねを超える盛り上がり(?)を見せた。
本日はひたすら不運に見舞われ続けラスという結果に終わった園田だが、このままで終わるはずはない。
必ずドリブンズファンを、Mリーグファンを魅了する魔法を今シーズンも魅せてくれるだろう。
白鳥が見事なバランス感覚の打ち回しでトップを持ち帰り、渋谷ABEMASが2連勝。
チームポイントもトップに躍り出た。
渋谷ABEMASは強い。分かり切っていたことではあるが、開幕から2週間で更にその印象を強める結果を出している。
毎年必ずファイナルに残る安定した強さを持つ渋谷ABEMAS。
しかし4人が求めているのは当然「ファイナル進出」ではないだろう。
――あのシャーレを掲げるために。
出だしは順調、といったところだろうか。
最高位戦日本プロ麻雀協会47期前期入会。麻雀プロ兼作家。
麻雀の面白さと、リアルな熱量を多くの人に伝えるため幅広く活動中。
Twitter:@Kotetsu_0924