……もしかしたらMリーグはとんでもない怪物を起こしてしまったのかもしれません【Mリーグ2022-23観戦記12/16】担当記者:渡邉浩史郎

違う!

違う!

違う~!!

なんと5枚が脇に流れての流局。

最後の最後で山に愛されなかった瑞原。仕方がないとはいえ、これも本田の魔力なのか。

最後は着順を守りたい魚谷と……

瑞原の合わせ技で半荘が終了。

14戦8勝、直近7戦がトップトップトップ2着トップトップトップの驚異的な成績で個人首位をキープ。しかし本人は直接対決かつ自身が負け込んでいた瑞原が2着に滑り込んできたのを冗談めいて「不満」とこぼした。

昨年の本田ならチーム状況的にも個人成績的にも、なかなか冗談をこぼせる余裕はなかっただろう。
こういったところにも、本田の自由奔放さがいい方向に働いてきていることがうかがえる。

名実ともに雷電を支える大看板となった本田。勢いそのままに、前人未到の五連勝を達成するならこの人。その日もそう遠くないように思えるのは筆者だけだろうか。

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