
瑞原。
両者とのめくり合いを制してのツモアガリ。
実況日吉の声が響く。

『裏3だあぁぁぁぁーーーー!!!!!!!』
3000-6000のツモアガリ。

雷電とて安泰の位置ではない。
現在+19.2ポイントの5位。
前回は、本田と萩原で4着4着。悪い流れをここで断ち切っておかねばならない。
瀬戸熊が抜け出したところで、勝負は南場へ。
なんとしても2着は持ち帰りたい渋川。
しかし、南1局1本場は、

この三面張固定のが、

瑞原のタンヤオ赤、2000は2300に捕まる。
失点を挽回しようと、

南3局1本場はダブから仕掛ける渋川。
打としてイーシャンテンに。

引いて来たもツモ切る。
234の三色にはと
の2種が必要だ。不確定な三色よりも、ドラの方を追った。
次巡、

を引いてテンパイ。

ダブドラ1をアガれば、計5200の加点となって2着目に浮上する。
なんとしても決めたいところだ。
しかし、親の瑞原からリーチが入り、

渋川がツモ切ったに、
「ロン」
という声がかかる。

開けられた手牌を見つめる渋川。

渋川が欲しかった、ドラのが雀頭。リーチドラドラ、テンパネして9600は9900のアガリだ。
厳しい。

『ラスか…』
という思いがよぎったサクラナイツサポーターも多かったことだろう。
だが、うつむいているヒマはない。
次局、

渋川はドラのをポンして、満貫のツモアガリを決める。
しかし、これでもまだ4着目。このまま終われば、サクラナイツは全員リレーでの4連敗となってしまう。
運命のオーラス。
親番渋川の手は、

悪くない。5巡目でこの形。
ここから渋川は、

ドラのをリリース。
渋川は、前述したネット麻雀での積み上げもあって、牌を効率よく組み合わせるのが得意な打ち手だ。
親ということもあって、リーチの効果が大きい場面。いたずらに手をこねることなく、素直なイーシャンテンに構えた。
上家の瑞原が、自風のをポンした直後、渋川は、
