IKUSAは出たかった舞台 麻雀への心意気、情熱を見てほしい【 EX風林火山 IKUSA】椿彩奈インタビュー

IKUSAは出たかった舞台
麻雀への心意気
情熱を見てほしい

椿彩奈 つばきあやな(日本プロ麻雀協会)
Twitter:https://twitter.com/ayanatsubaki/

 

-今回のIKUSAに参加しようと思ったモチベーションから伺えますか。

前回の「EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション」のときはまだ麻雀プロではなくて、プロになるかどうかをすごく悩んでいる時期でした。そのときは全部かじりついて見ていたくらいで、とても感動して、出たかったなと思っていたんです。それから麻雀プロになれて、このような機会にはプロとして絶対に参加したかったですし、今は夢みたいな気持ちでいます。

-今回は実況解説を出場選手が務めるということで、椿プロは初回の実況を担当されますが、これはご自身で立候補されたのでしょうか。

そうですね、実況解説希望を募る話があったときに「ぜひ実況をやらせていただきたいです」と言ったら、光栄にも開幕戦に抜擢していただけました。もちろん麻雀プロとして、夢はMリーガーですしタイトルを獲って頑張りたいという気持ちはありますが、せっかくなら私が今までやってきた芸能活動で培った特技を生かして麻雀界に貢献できることはないかと、常日頃から思っていたんです。芸能の仕事でもeスポーツの実況やMCをすることが多いので、そのスキルを麻雀界でも試してみたい気持ちがあり、ここ数か月は麻雀の実況にも挑戦させていただいています。

-今回は前回以上の規模で行われますが、見る方にはどのように楽しんでほしいですか。

前回のオーディションを見た方はわかると思いますけど、優勝選手だけが注目されるわけじゃないぐらいの大きな大会なんですよね。実際、本田(朋広)さんも優勝できませんでしたけどTEAM雷電から指名されましたし、友添(敏之)さんもあれから常に最強戦にもコンスタントに出ていて、上位陣は麻雀ファンにかなりのインパクトと、次期Mリーガーという暗黙の看板を背負うくらいになると思います。今回は準決勝以降がオフシーズンに行われるので、Mリーグと同等くらいの注目度になると思います。どんな選手が出てくるかの楽しさもそうですし、あとはスター性・ドラマも見てほしいというのはあります。たとえば前回は松ヶ瀬(隆弥)さんが役満をアガってドラマチックな勝ち方をして、そこからもすごく活躍されています。今回も芸能界から麻雀プロになった人もいれば、地道にずっとやってきたけど活躍する機会がなく、これを機に花を咲かせたいという歴戦のプロもいて、いろいろな人の人間ドラマがあります。そういうところも一緒に見ていただけたらきっと楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。

-ご自身をのぞいて、優勝候補だと思う人や、応援したい人は。

順当にいくと、前回松ヶ瀬さんに役満で負けた矢島(亨)さんと浅井(堂岐)さんにはプロになる前から教えていただいたので、その二人はものすごく応援したいです。IKUSAがなくても次期Mリーガー候補の二人だと思いますけど、ここでもぎ取ったらさらに確固たるものになると思うので、そこで活躍してほしい気持ちはあります。あと、友添(敏之)さんには前回のドラマもそうですし、プロになる前に声をかけていただいて感動したことがありました。友添さんが関わるとすごくドラマチックな展開にもなると思うので、注目しています。

-椿プロも当然主役の座を狙っていかれると思います。意気込みをお聞かせください。

いきなりMリーガーになるわけではないと思いますが、IKUSAで勝つことは、次期Mリーガーの看板を公式にいただけると変わらないぐらいの大きさがあると思っています。一方で、何かあったときには風林火山の看板に傷をつけてしまうことになるわけなので、ものすごくプロとしての責任を感じると同時に、ここで爪痕を残したいという気持ちがすごく強いです。今まで芸能の仕事を15年ぐらいやってきたことがこんなに評価してもらえる場って、たぶん他にないんですよね。ずるいと思われる方もいるかと思いますけど、私的には私の生きてきた道をこれから生きてきたい麻雀プロの道で生かしたいと思っているので、その心意気、麻雀への情熱を見ていただきたいな、と思います。

 

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