ネジの外れたイケメン雀士
2年前をきっかけに
Mリーグ入りへ飛躍を
浜野太陽 はまの たいよう(日本プロ麻雀連盟)
Twitter:https://twitter.com/taiyosun_jpml
-浜野プロは、2年前のオーディションでは準決勝まで残られました。今回のIKUSAにはどのようなモチベーションで参加されていますか。
前回のオーディションに出た後、声をかけてくださる方の9割以上が、僕を知るきっかけが風林火山オーディションだったという方だったんですね。やっぱりABEMAの影響力はすごいと感じましたし、今回も準決勝以上がABEMAで放送されるということで、前回と違ってMリーガーになれるかどうか分からないシステムではありますが、プロとしての存在感をアピールするためにも絶対に勝ちたいと思って臨みました。
-2年前を機に、Mリーガーという目標との向き合い方も変わったのではないでしょうか。
前回のオーディションまでは本当に雲の上、一握り中の一握りの方しか出ないというイメージでした。でも、前回のオーディションでは一つ違えばMリーガーになれていた可能性もありましたし、そのときに勝又さんから解説で「近い将来、Mリーグの舞台で活躍しているかもね」ということを言っていただいたので、心の片隅に目標としてMリーグが芽生え始めた感覚はあります。
-前回は準決勝を戦った松ヶ瀬プロや本田プロがMリーガーとなり、友添プロは麻雀最強戦などでスポットライトが当たっていました。そうした方々の活躍も、すごく刺激になると思います。
風林火山オーディションで目立っていた方がどんどん活躍していっていますし、僕はまだまだだなと思います。でも、「そこで俺が打っていたかもしれないのに!」と思うことももちろんあります。
-この2年間、プロとしての上積みという点ではどのような活動をされてこられていましたか。
麻雀プロにとって、知名度をアップさせることも雀力を高めるのと同じくらい大事なことだと思います。麻雀はもちろん、YouTubeとかの活動も頑張っていきたいと思ってやってきました。今回はYouTube「麻雀ニュージェネch」の登録者数が1万人を越えていて、そのおかげでポイントの上積みをいただいています。応援していただけているのがポイントに反映されているのは、本当にありがたいことだと感じています。
-自分の一番の強みはなんだと思いますか。
あまり「恥ずかしい」という感情がないんですよね。ハートが強いと言いますか、YouTubeでは結構、言葉を選んだりするとか言われがちなんですけど、何をしてでも目立ちたいなという思いがあります、麻雀でもこういうプレーをしたらあまりよく見られないのでは、ということは気にしません。もしかしたら、実は一本ネジが外れているかもしれないですね。
-最後に、今後に向けての意気込みをお願いします。
なりふり構わず目立って、麻雀も勝って、Mリーグの舞台を目指していきたいと思います。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。