河野直也が選ぶ『Mリーガー究極の決断』〜強さの証明〜仲林圭編

仲林圭白鳥翔。筆者にとってこの2人はライバルという関係性では表せられない存在。

翔ちゃんが日本プロ麻雀連盟主催のマスターズというタイトルを獲得した時、圭くんはSNSでこう発信していた。

まったく同じ気持ちだったのを今でも忘れないし、こんなに嬉しいことはない。

───月日は流れ・・・
翔ちゃんはMリーガーに一年目から指名され、華々しい道を。
そして2年前、最高位戦主催の發王戦の決勝で、白鳥・仲林が激突。

筆者はその日解説としてその決勝を見守った。

決勝当日
『圭くんと翔ちゃんの解説出来るの凄い嬉しい!楽しみよ!』

そしたら
ボソッと圭くんが
『直也もこの舞台で当たりたかったよ』

翔ちゃんは
『解説じゃなく対局したいよ』って

いつからだろうか自分の立ち位置に疑問すら持たなくなったのは。
そして、2人に申し訳ない気持ちで溢れてしまったのを覚えてる。

けど、2人の戦う姿を見て、悔しい。何やってきたんだ俺はって。

そして今シーズン仲林圭は發王連覇の看板を引っ提げ、U-NEXT Piratesに入団。

どんどん遠くに行く彼らの背中をただただ見つめることしか出来ない。

それでも、追いつきたい。追いつかなきゃいけない。
なにより、一緒に同じ舞台で戦いたい。

圭くん、Mリーガー入りおめでとう。
仲林圭の強さが全国の麻雀ファンの方々に見てもらえてるのはすごく嬉しい。
けど、待っててね

必ず…

皆様こんにちは!
週末記事担当の河野直也です!

Mリーグ2022.23シーズンもいよいよファイナルステージへ突入してます!
が、今回の記事はセミファイナルで敗退となった、U-NEXT Pirates仲林圭選手の究極の決断!
これを見て改めてセミファイナルの盛り上がりも思い返していただければ幸いです。

それでは早速スタート!

5月1日・第1試合

U-NEXT Piratesは残り4試合で現在5位。
通過ボーダーとなるKONAMI麻雀格闘倶楽部とは148.4ポイント差。
あっ
1484で、石橋さんだと思い浮かべたのは石橋門下だった僕だけだろう。
というのは置いといて‥。

残り4試合でのテーマとしては2トップ、4着なし
これで射程圏内に入るだろう。
ポイントだけ見ると苦しいが、こう聞くとまだまだ分からないに変わる。

でも、一戦一戦の重み、プレッシャーというのは試合数が少なくなるにつれ計り知れなくなるだろう。

負けられない戦い。残り4戦のトップバッターを飾るのは

仲林圭
セミファイナル6戦目・3トップを取っており、堂々のセミファイナル個人暫定首位。
絶好調男でまずはプラスポイントへと行きたい。

南1局、3着目で迎えた親番。

仲林圭ここにあり!
と声を大にして言いたい1局を紹介していこう。

現在トップ目のTEAM雷電本田が、わずか2巡目にして【中】をポンしたリャンメンテンパイを果たす。
雷電としても残り4戦。パイレーツよりも上で終われればファイナル進出の可能性を上げることができる。
当然の仕掛けで、当然のテンパイ。
この時点で【2ピン】【5ピン】は山に5枚。

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