「捲られるとは想像できなかった。」
と深く落ち込んでいたが、それもそう。

対局前に大切な自転車が盗まれてしまったからである。それは冗談として、New多井隆晴の姿がまだまだ見れそうな、そんな期待を抱かせてくれる対局であったのは間違いない。

そして、キラキラ輝く真夏の太陽のような笑顔を見せてくれた瑠美。その笑顔の奥にはチームの救世主として
“私がやらなければ誰がやるの”
という力強い意志を感じられずにはいられなかった。
瑠美
「今日は特別応援団としてSSP(スペシャルスパーリングパートナー)の一井慎也さんが来てくれたお陰もあるかな。」

救世主…!?
今後の彼の動向にも注目である。
\近代麻雀シリーズ 新刊情報/