真の完全武装になる為に
岡田紗佳の
MVP奪取チャレンジ
文・徳岡明信【月曜担当ライター】2024年3月25日
いよいよ今週で長いようで短かったレギュラーシーズンも終了する。
ボーダー争いMVP争い共にまだまだ分からない状況で、最後の最後まで目が離せない。
本日の第一試合
MVPの可能性が残る優、そして岡田が登板となった。
特に注目は
日を跨いで3連投となる岡田だ。
チームはセミファイナル安全圏としていて
岡田のMVP獲得に向けた采配となっている模様だ。
チームの期待を一心に受けて今日も岡田は腹を括って戦う。
凛々しい顔立ちで卓へと向かう姿に並々ならぬ気合を感じる。
見ているのはもちろんトップのみか、その戦い方に注目していきたい。
東家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:鈴木優(U-NEXT Pirates)
西家:渡辺太(赤坂ドリブンズ)
北家:二階堂瑠美(EX風林火山)
序盤は優と瑠美が中打点のツモアガリで少し抜け出す。
ここから抜け出されるとトップ率がガクンと下がってしまう。
ここで食らいついていくことが重要となる。
東3局
岡田と同じく置いてけぼりを食らう親の太からの親リーチがかかる。
ここに放銃してしまうとかなり不利な展開となるが…
赤赤で567の三色も見えるチャンス手の岡田。
ここは一発で筋のを切って前に出る。
今日も岡田は腹を括っているのだとこの瞬間感じ取れた。
この先も手が入れば前に出る展開となるであろう。
カンをチーしての片アガリテンパイを取る。
自分が3900をアガる事も大きいが、太にアガらせない事も重要な局面だ。
トイツのは1枚切れ。
いざとなれば安全に迂回する事も可能だ。
「一巡でもアガれるテンパイを組んでおく」
岡田のMVP獲得への強い思いが伺える仕掛けだ。
牌も岡田の強い思いに応えるようにすぐにツモ!
1000/2000のアガリで優と瑠美を猛追する。
東4局は岡田の先制リーチが入るも
仕掛けて応戦した瑠美が競り勝ち5800のアガリ。
瑠美もまたボーダー上で戦う者、何としても最低は連帯、
願わくは、今後の勝負がかなり楽になるトップが欲しい所だ。
本来の瑠美にしてはワンテンポ早い仕掛けに見えるが、今日はそれが上手くハマっている。
続く東4局1本場
優からの先制リーチに対して、
ドラドラの岡田の手牌。