試合後には、初戦でトップを取った選手の映像が流れるABEMAプレミアムのCMで、ついに太が登場。彼はMリーガーについて「真剣に麻雀を打つ姿を見せることで麻雀の魅力を伝える役目を担う存在」と表現する。
この日の彼はまさに、その言葉を体現する存在だった。
その麻雀は間違いなく、見ている人の心を動かしていた。
本日Mリーグの第1試合に出場します!
実はMリーグに選ばれてから二つ名を悩んでいて、そのために自分の麻雀を振り返り、周りのプロの先輩達やツイッターで意見もらったりしていました。リプライなど全部見せていただいて、良い意味でとても悩みました。本当にありがとうございます。… https://t.co/5R5NbTDqOf
— 渡辺太/ないおトン (@Futokunaio) October 2, 2023
「麻雀シンギュラリティ」は、AIの叡智と人間の心、両方の強さを兼ね備え、麻雀のさらなる可能性を広げようとしている。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。