またさらにメタ的な話をすると、竹内の第一ツモは明確に力が入っていた。
同卓者S「はい地和じゃなかったWリ~みたいな」
あれだけツモに力を入れた人が手出しでWリーをすると地和チャンス→待ち変えリーチが透けてしまうというのもあっただろう。
ともかく竹内の待ちは読み通り、
高宮の手から一枚、その大きな手で奪い取っていった。
Wリー・七対子・裏ドラ2枚でこの跳満の和了り。
もうタイタンの踏み均しは止まらなかった。
親番ではこのツモ・ピンフ・イーペーコー・ドラドラ赤の6000オールを決めて、さらに盤石のトップ目に。
元より守備的な打ち手。安定感のあるこの字牌の持ち方は点棒の漏れにくさの象徴。
さらに南3局では8000の和了りも決め、Mリーグ会場を踏み均していった。
デビュー二連勝。ここ二年苦労してきたMリーグデビュー組の中では間違いなく鮮烈な光を放っている。未だ連闘希望は通っていないが、この巨人がトップ連闘した暁にはどうなるか。今から楽しみでならない。
特に無敵のタイタンとなぞらえたならば、ゼウスと完全武装アフロディーテ、そして冥府ハデスとの卓組・Mリーグ版”ティタノマキア”は巻き起こるのか。また一つ楽しみが増えたところだ。
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