「自分でやりたいことをできないのは避けたい、押す局は押して引く局は引くバランスを崩さないように心がけた」と語った渋川。
読み、手牌価値判断を駆使して、それを見事に実践しきった半荘だったように感じた。
今日はカットラインで競っていた4チームでの戦い、サクラナイツが大きなプラスで終え、借金返済まであと少しのところまで来た。
一方すでに窮地に立たされ始めているABEMASとBEASTは、苦しさ故に、選手の中でも勝負駆けの選択が始まっているような気配を個人的に少し感じている。一刻も早く、余裕を持って戦える状況に持ち込みたい。
まだ半分を迎えていない今日でさえこのような攻め合いが展開されたのだから、残りが少なくなってきたとき、どのような戦いが起きるのか。これよりもさらに激しいのか?楽しみでならない。

最高位戦日本プロ麻雀協会第45期前期。ネット麻雀「天鳳」では「メタビート」のアカウント名で十段に到達。麻雀店勤務の傍らで戦術noteを執筆するなど、日々麻雀研究にいそしんでいる。第49期最高位戦新人王。
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