しかし8巡目、優が通っていない牌を3枚切ってのリーチに。優はツモれば3着と岡田だけでなく本田も着ダウンのピンチに。
13巡目、岡田の手が止まる。
は太に現物で優には通っていない牌だ。仮に岡田が優に放銃した場合、点数が12000点までであれば岡田のトップは揺るがない。しかも優の捨て牌は一色手など変則手ではないため、倍満以上あることはかなり少なそうだ。
そういった考えから岡田が選んだのは打
。クレバーな選択で太にトップを逆転されるピンチを切り抜けた。

攻撃型の4人が集まった戦いの最後は熱いぶつかり合いにさっと水を差すような、冷静な選択で岡田がサクラナイツに貴重なポイントを持ち帰ることに成功した。

日本プロ麻雀連盟所属、プロ歴2年目。
英語、イタリア語が話せる。
麻雀プロの活動を中心にするため大企業を退職し、京都に家族を置いて上京。
現在は日本プロ麻雀連盟本部道場でスタッフとして在籍中。
いつかは書かれる側を夢みておもろい麻雀と服装を実践中。
X:@taknakano
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