亜樹としてはまだアガリを重ねて、リードを拡げる必要がある。
仕掛けていき萩原からタンヤオ赤、2900をアガり加点した。
南4局1本場。
太は1600以上の直撃か、700・1300以上のツモアガリ、あるいは一人テンパイか亜樹の一人ノーテンで2着となる。
中盤、ラス目の寿人がテンパイを入れた。
待ちも悪く打点も低いので萩原との逆転は諦め、終わらせにいく判断だろう。
終盤、リャンシャンテンの亜樹が寿人の当たり牌である
を引いて長考した。
亜樹を見つめる太。卓上の張りつめた空気が伝わってくる。
太はこの形のイーシャンテン。
受け入れは多々あるが、
をポンすればテンパイを取ることができる。
長考の末、亜樹は
を切った。
太がポンの発声をするが、同時に寿人がロンと発声、2600は2900のアガリとなった。
接戦の末、亜樹がトップを死守しゲームセットとなった。
試合後のインタビューによると、亜樹は太はほぼノーテン、寿人はテンパイしていても安いと判断し、
を切ったようだ。
得点推移のグラフからも、亜樹と太の激しいデッドヒートが見て取れる。
亜樹と太の和了回数と放銃回数はまったく同じだが、やはりラス前の3900直撃が大きかった。
2月に入りポイントを減らし、2位の麻雀格闘倶楽部に迫られていた風林火山だが、選手兼監督である亜樹が勝利を挙げ、再び差を拡げた。
チームの士気も大いに上がったことだろう。
ドリブンズの太は惜しくも2着となったが、チームとしてはポイントを増やし、また雷電も第1試合の勝利によってセミファイナル進出に向け一歩前進した。
レギュラーシーズンもついに終盤戦。
首位の攻防もボーダー争いもまだ予断を許さず、最後まで目が離せない。

アラフィフ場末雀士。
小説や漫画原作を書いてはボツを繰り返すワナビ。
X:@zantetsusen
note:https://note.com/hagane_5800















