一馬の立場で考えると、12000以上のアガリ、または園田から6400以上の直撃でトップとなる。
また、3200以上のアガリと、大介から1600点以上の直撃で2着となる。ツモアガリに関しては、500-1000で2着だ。
1600点は鳴いて作るのがなかなか難しいため、仕掛けの打点レンジとしては、
2000点〜12000点
と割と広めであることがこの時点では同卓者の共通認識であろう。
(ここまで全て本場抜きでの数字)
また、人読みとして、一馬は「手を高くしてなるべくトップを目指す」よりは「3着→2着という現実的な着順アップ条件を狙ってくる」タイプの堅実な打ち手であるとは言えよう。
さらに一馬は、
もチー。
この時点で、一馬は、
これらの牌を全て手出ししていた。
(
ポン→打
、
チー→打
)
3〜7の数牌が2枚も余っているので、この時点で一馬の手は、
「形が決まっていて、早そう」
ということが読める。
だからこそ園田は、
この時点から、一馬の現物を連打しオリに回っていた。
ここから8000点を放銃していては、「WIN TONIGHT」なんて夢のまた夢だ。
中盤に一馬は、
「13秒」長考した後で、
をツモ切った。
一馬ほどの打ち手が、孤立牌の安全選択にここまで時間をかけるはずがないので、これは何らかの選択があったと考えられる。
親の大介も、一馬にアガらせてはなるものかと、
をチーして応戦してくる。
しばらくしてから、
一馬は
を手出し。
その後、一馬がもう1枚引いてきて打った
を、
大介がポン。
両者相譲らず、流局かと思われたそのとき、
最終手番で、園田の手が止まる。
園田は、「一馬に3900点を差し込んで、自身のトップを確定させる」道を模索していたのだ。
立体図を見ていこう。
(黄色の牌はツモ切りを、灰色の牌は「そこで仕掛けが入った」ことを示す。)
まず、大前提として「実戦の中で思考をまとめ切るのは至難の業」だというのを記しておきたい。
また、たとえ誰かが1時間かけて結論が出ても、それをあの日あの時あの場所で実行できたとは言えない。
それでも、読みの精度を高めたり、パターン学習をしたりと、次に繋げることに意味はある。
園田も、YouTubeの「その研」でアツい検討が繰り広げられていたので、ぜひチェックしてみてほしい。
私が考えるここでのポイントは、
①一馬の手が「園田が
で打ったときに」8000である可能性の消去
②一馬の最終手出し
がどのように手牌に関連しているかの考察
の2つだ。
①に関しては、

・3枚で使える役牌がもうないこと
・
が3枚見えなので、![]()
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![]()
![]()
のようなケースがないこと
から、基本的には消せそうだ。
ただ面白いことに、打点が作りにくいということは、「
で打って3900である可能性」もまた低くはあると言えよう。
![]()
が手にある時点で
ドラ1は確定するのだが、そこから上乗せできる1ハンがなかなかないからだ。
前述のとおり、役牌がもうないのと、
の2枚使いが
で当たるケースでは難しくなっているのが大きい。
一馬の
切りが早いことからあまり出てはこないが、















