タキヒサ対決改め、
村上淳vs黒沢咲の
ジュンサキ対決を刮目せよ!
文・渡邊浩史郎【金曜担当ライター】2021年1月8日
この日の先発、知っている人も多いと思うが昨年末の時点でこんなやり取りがあった。
https://twitter.com/i/events/1347348196029128704
さらに詳しくはこちらを見ていただきたい。
要するに
タキヒサ対決だ!!
麻雀界で言わずと知れたライバル関係。これまでも偶然同じ試合に出たことはあったが、今回のように前もって先発予告をし、お互いに合わせる形では初めてだ。
自ら仕掛けていったKONAMI麻雀格闘倶楽部・寿人はもちろん、受けたEX風林火山・滝沢も一歩も引けない。そんなバチバチの展開になることは開始前から目に浮かぶ。
そんな注目の1戦目、早速見ていこう。
1戦目
北家 佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
???「「私たちを忘れていませんか……?」」
【東1局】
先制したのは滝沢。ペンカンをズバッと引き入れてのピンフ赤のリーチ。
これを難なくツモアガる。裏こそ乗らないが1300・2600の加点で先制パンチを寿人にぶつける。
続く【東2局】でも滝沢が先制リーチを放つ。が、これは流局。
序盤は滝沢の優勢で試合が進んでいく。
【東3局】
この局は寿人の配牌がいい。
第一ツモでネックになりがちなペンを引き入れると……
3巡でこの十分形のイーシャンテン。
単騎聴牌を経てこの三面張に辿り着き、リーチ!
一発ツモは……
ならず!!
ツモ切られる……
???「寿人さん。滝沢さん。タキヒサ対決だか何だか知らないけれど、麻雀は2人でやるものではなくてよ?」
ロン!その発声は黒沢からのものだ!
・ホンイツ・そしてドラが3つのハネマン!!セレブもセレブな三面張。黒沢がポンするだけのことはある勝負手だ!
これで寿人が一気に沈み、いきなり黒沢が滝沢とのトップ争いに踊りだす。
【東4局】は親の寿人が終盤に聴牌を入れる。残り一巡だが強気にリーチと行くも流局。
【東4局1本場】
波に乗らせたら怖い寿人の親番。
打点は無いながらもいい形の一向聴。ここからリーチツモで攻め立てるようなことがあれば
寿人の復活はすぐそこに見えるが……