本田朋広、面白い方へ行く【Mリーグ2026-27 観戦記 10/27 第2試合(麻雀ch)】担当記者 カイエ

最後は亜樹から【4マン】が出て2000は2300点のアガリでゲームセット。
本田が、接戦を制したのだった。

雷電、再びプラス域へ浮上。

そして本田はこれで今期12戦ラス無し。4着回避率タイトル争いのトップを走る。
さらに昨シーズンから数えて17戦連続ラス無しの自己最長記録を継続中も、

「そんなん意識してたらあんなフリテンリーチしないっしょ!」

と、今世紀最大の正論を吐き、萩原から求められてきた「発信力」の向上っぷり、その一端を世に知らしめたのだった。

地獄の7ラスを引いてもなお、仲間やファンに恵まれていると語った萩原聖人。
そして、ファンを楽しませたいからと、驚きのフリテンリーチを打った本田朋広。

思えば、萩原が本田に求めていた「発信力」とは、インタビューで気の利いたことを言う技術だけではなかったのだろう。

自分たちの麻雀を見てくれる人がいる。
その人たちに、何を届けられるか。

本田はその問いに「おもしろいを貫いて、どこよりも楽しい麻雀で魅せてく」れることで、答えてみせた。

萩原が「恵まれている」と言った、その仲間たち。
彼らもまた、萩原聖人という男に「恵まれている」のではないか。

勝っても負けても、ファンを楽しませることを忘れない。
そんな本物の「プロ」たちが集まるチームを応援できる。
ユニバースもまた、きっと恵まれている。
そして何より。
こんな麻雀を見せてもらえる我々も、ずいぶんと恵まれているではないか。

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